◆第108回全国高校野球選手権大会 第6日 ▽2回戦 天理7―2福山(10日・甲子園)
天理(奈良)が福山(広島)を破り、甲子園夏50勝目(単独4位)、春夏通算80勝目(史上8校目、広陵と松山商に並ぶ6位タイ)を挙げた。エース右腕・長尾亮大(3年)が9回で131球を投げ、7安打2失点の熱投。
最速146キロを誇る直球がこの日は「マウンドに上がった時点で浮いていた」と分析し、多彩な変化球を駆使。2種類のスライダーで福山打線を翻弄(ほんろう)した。4点の援護もらった直後の6回には3者連続三振など13奪三振。「1年間変化球のキレという部分で取り組んでいったので、空振りが取れたということは間違っていなかった」と手応えを口にした。
今ではエースナンバーを背負う長尾だが本格的に投手に専念したのは、1年生の11月。藤原忠理監督からの「ピッチャーをやってみないか」という一言で捕手から転向した。「野手ではあまり成功していなかったので、なんとかベンチに入れるようにとやってきた成果が出てよかった」と当時を振り返り、「正直ここまでうまくいくと思っていなかった」と明かした。
藤原監督は甲子園初勝利。「監督にまずは1勝をあげたかったので、プレゼントができてうれしい」とエース。捕手から投手へ転向した右腕がさらなる快進撃へ導く。










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