◆JERAセ・リーグ 巨人2―3広島(23日・東京ドーム)

 巨人は、接戦を落とし連勝が3でストップした。首脳陣は打線を組み替えて臨んだが、得点圏を何度も作るもチャンスで点を奪えず。

先発の小笠原慎之介投手が6回7安打2失点と粘投し、リードを許した4回には坂本勇人内野手、6回には増田陸内野手にそれぞれ一時同点のソロが生まれるも同点にとどまった。8回に堀田賢慎が失点し、今季初黒星を喫した。

 前日とはガラリと変わったスタメンになった。主砲・ダルベックがベンチスタートとなり、大城が6日の広島戦(マツダ)以来の4番に座った。3か月ぶりに1軍昇格した平山を8番で即先発起用。増田陸も3か月ぶりにスタメンに名を連ねた。

 巨人打線は初回1死で佐々木が左前打で出塁。続く泉口の打席で二盗に成功。大城、坂本の連続四球で満塁のチャンスを作ったが松本が三ゴロに倒れた。

 巨人の先発は小笠原。試合前まで5登板で3勝2敗で防御率は1・64。全てクオリティースタート(6回以上自責3以下)と抜群の安定感を誇っている。

左腕は、3回まで無失点に抑えていたが、0―0の4回1死からファビアンに四球を与え、坂倉、秋山に連打を許し満塁のピンチを招いた。佐々木の遊ゴロ併殺崩れの間に三塁走者が生還し、先制点を献上した。

 1点を追う展開となった直後の4回。先頭の坂本がカウント1―1で広島先発・森の3球目、外角への直球を左中間席へ運び即座に同点に追いついた。37日ぶりとなる後半戦初アーチは貴重な同点弾。「先制された後にすぐ追いつくことができて良かった」とコメントした。

 勝ち越したい打線だったが、ホームが遠い。1―1の5回1死、浦田が粘って四球で出塁し、佐々木の打席でランエンドヒット。遊撃へのゴロとなり、勝田がジャンピングスローで一塁へ。一塁はセーフ(記録は内野安打)。送球間に走者の浦田は一気に三塁へ走った。ヘッドスライディングでセーフとなり一、三塁のチャンスを作った。

泉口は遊飛、大城は四球で満塁のチャンスで再び同点弾の坂本。左翼へ伸びた打球は、ファビアンの好捕に阻まれ無得点となった。

 6回表に先発・小笠原は1死からファビアン、坂倉、秋山から3連打を食らい、一時勝ち越しを許した。

 再び1点差となった直後の6回裏の攻撃。1死で増田陸が2番手・岡本から左翼への同点ソロを放ち、再び試合を振り出しに戻した。小笠原のところで代打が送られ交代。6回98球7安打2失点で今季4勝目はお預けとなった。

 巨人は2-2の8回、3番手で堀田が登板した。先頭の菊池に四球、ファビアンに左前打、その後1死一、三塁。秋山の左犠飛で勝ち越しを許した。右腕は防御率0点台と好調だったが、6月途中から続いていた連続試合無失点も18でストップした。

 接戦を落とし、8月はこれで9勝11敗となった。

来週には甲子園で阪神との直接対決も待っている。勝負の夏場はまだ続く。ここでくじけるわけにはいかない。

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