◆明治安田J1リーグ▽第5節 町田2―1川崎(2日・町田GIONスタジアム)
今夏にオランダ1部NECから町田へ加入した日本代表FW小川航基(29)が、Jリーグ復帰後初ゴールを挙げた。
ホームで開催された川崎戦、後半14分に先制を許した直後の同15分から途中出場。
1点目はMF相馬のCKから生まれた。ファーサイドでの駆け引きで川崎の89センチDFホマーノのマークを外し、ニアサイドへ飛び込んで合わせた。北中米W杯オランダ戦の後半43分、1点を追う展開でMF伊東純也のCKに合わせたヘディングに酷似した形だ。最終的に触れたMF鎌田大地のゴールとなったものの、日本を救ったあのビッグプレーを町田の地でも再現してみせた。
「あれが僕の長所だし、点を取れる場所にポジションを取ることが、点を取る中で一番大事なので。(キッカーが)手を挙げてから助走に入って、このぐらいの助走で、こういう質のボールが入ってくる、というのがわかっていて。タイミングがどんぴしゃだった。味方との呼吸というか、そういう世界で合わせ合っているので、それをもっと磨いていきたい」
さらに2点目は、右サイドからのMF中村のクロスに対し、ファーサイドで待ち受ける形となった。
「あの動きが、今日1番だったと僕自身は思っていて。どうしてもああいう時って、点を取りたいから、ぐわーっと相手より前を取ってやろうと走るんです。あそこでも1回、それを考えてちょっとスピードを上げたんですけど、『いや、違う』と思って止まって、一番おいしいところで待とう、と判断できた」
相手DFの位置関係や味方の特徴など、ピッチ上のあらゆる要素を瞬時に判断し、プレーへ落とし込んでいた。
小川にとっての「点を取れる場所」とは一体どこなのか。「これは感覚というか…。でも味方を知ることがまず一番大事で、この選手はどこにボールを上げられるのか、を知ることから」と明かす。
加入2試合目にして、早くもチームメートの特徴を掴み始めている小川。周囲には今季の目標として「20点」を明かしており、自身も「得点王、取りますよ」と力強く宣言した。

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