優勝した2010W杯もグループ初戦は勝てなかった 黄金チーム...の画像はこちら >>

2010W杯を制した当時のスペイン photo/Getty Images

あの時は初戦の敗北から立ち直った

2026W杯グループHの初戦でカーボベルデ代表とスコアレスドローに終わったスペイン代表。理想的なスタートとは言えない状況だが、強豪国スペインには頼れる先輩がいる。



スペイン『MARCA』にて、現在のスペイン代表選手にエールを送ったのは2010W杯優勝を知る元スペイン代表のアンドレス・イニエスタだ。

当時のスペインはいわゆる黄金期を迎えていたが、あの時もグループステージ初戦では勝ち点を落としている。それも当時はスイスに0-1で敗れていて、今大会よりも悪い黒星発進だった。

ワールドクラスの選手が揃っていた当時のスペイン代表選手たちも、初戦を落としたことで少しナーバスになったという。そこから立ち直って2010W杯制覇を決めるわけだが、イニエスタは当時の空気感を次のように振り返っている。

「南アフリカで起きたことを考えずにいられない。当時の私たちの状況はさらに悪かった。スイスとの初戦を落としたのだから。あの後、トレーニングキャンプで過ごした数日を覚えている。辛い時間だった。とにかく落ち着かないといけない。16年経った今も、スイス戦後のチームミーティングで監督(デル・ボスケ)が言ったことを覚えている。
『次の6試合に勝てば世界王者だぞ』と」

「当時はチームにとって大変な試練だった。それでも、ロッカールームでの結束を強める必要があった。外からは雑音も聞こえるだろうけど、それを内部に影響させてはいけない。ピッチ上で起きていることを分析し、変えていくこと。先を見据え、過去のミスを乗り越え、早く勝利への道を見つけないといけない。今は非難や不信感を抱く時ではない。それは何の得にもならない。今のチームはトラブルを乗り越えるために必要な才能、クオリティ、人格を備えていることを証明してきた。きっと乗り越えてくれると信じている」

当時もスイス相手の敗北は大きなサプライズだったが、黄金チームはそれを乗り越えて頂点に立った。今回はグループ3位にも突破のチャンスがあるため、それほど焦る必要はないだろうが、サウジアラビア戦で勝ち点3をプラスできるか。


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