巷のB級ニュース“小”ネタを毎日配信!

0

ハエタタキとはちょっと違う、虫取りラケット「とったどぉ〜!」

虫取りが楽しくなりそうです。 提供:カモ井加工紙株式会社

夏は、なにかと虫に悩まされる季節。毎日きちんと掃除をしていても、どこからともなくぷ〜んと一匹のハエが飛んできたり、台所をササッ〜と横切るゴキブリが出現したりするものである。私は、この手の虫たちは全然怖くも気持ち悪くもないが、条件反射のように「退治せねば」と思ってしまう。

そんな私にぴったりの画期的な商品を発見した。それは、「ハエ取り紙」を応用し、ハエや蚊を「つぶさず・汚さず・捕まえる」という、その名も粘着式虫取りラケット「とったどぉ〜!」だ。

「とったどぉ〜!」を開発・販売しているのは、岡山県のカモ井加工紙株式会社。
カモ井加工紙は、1923(大正12)年に「カモ井のハイトリ紙製造所」としてスタートして以来、80年にわたってハエ取り紙を作ってきた老舗メーカーである。都会の人や若い人には、あまりなじみはないと思うが、ハエ取り紙とは、天井から粘着剤のついたリボン状の紙をつるし、飛んでいるハエをペタっと吸着して捕獲するもので、1960年代までは、どこの家庭でもよく見かける日用品だった。
そのカモ井が、現代に合わせたハエ取りとして開発したのが「とったどぉ〜!」なのだ。

営業の岡本さんにお話を伺うと、「リボンハイトリなどは、ハエがくっつくのを待つ商品ですが、一般家庭では、ハエなどの害虫が発生するのはごく僅かです。1匹の害虫をすぐに退治したいというお客様からの声が多く、その要望にお答えするために、商品化を進めました。ハエタタキを使用すると、害虫が潰れてしまったり、飛び散ってしまうため、粘着シートで潰さずに捕獲できる商品というのがコンセプトです」とのことだった。
さらに、粘着シートは害虫が紙の風圧で逃げてしまわないように、メッシュ状にするなど、細かいところも工夫しているのだそうだ。

ラケットは、吊り下げ保管できるので、扱いはハエタタキとほぼ同じ。虫が飛び散ることもないし、薬剤をまくわけでもないので、1匹見つけたら食事中でも安心して、すぐに戦闘態勢に入れるのが嬉しいではないか。

ところで、ハエ取り紙というと「昔なつかしい」、「絶滅寸前」という風に形容されるが、それは違うらしい。
実は、海外では、ひっぱりだこの商品なのだ。行き先はアジアかと思いきや、実は欧米。化学薬品を使いたくないという環境重視の考えから、食品工場や畜舎などで使われているのだ。
ハエ取り紙は、もともとハトロン紙に、松ヤニを塗っただけのもの。一匹止まると、次々にくっつくというハエの群れる習性を利用したものなのである。現在は、松ヤニに代わって、鉱物油が使われているが、誘引剤などの化学薬品は、今も一切使われていない。

ちなみに、カモ井では「ハエ取り」の商品名は「ハイトリ」。これは、西日本の人がよくいう「ハイ」の発音を、そのまま生かしたためなのだそうだ。

害虫にお困りの方、今年の夏は「攻めの虫取り」にチャレンジしてみてはいかがだろうか。
ハエ・蚊用(粘着シート2枚入/450円)、ゴキブリ・クモ用(粘着シート3枚入/550円)の2タイプ。ゴキブリ・クモ用は粘着力が強くなっているそうです。(こや)

他にもこんなコネタがあります

2005年8月11日 00時00分

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!