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「高校物理って結局、何だったの?」への答え(後編)

ライター情報:田幸和歌子

ストローを使って、卵を落としても割れない方法を考える実験中です。

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本来、小~中学校の頃は、「実験が楽しい」などの理由から、理科はみんな好きだったはず。それが、高校くらいの頃から、科目によって得手不得手が分かれてきて、特に文系人間にとっては、物理が最もチンプンカンプンのものになったという人も多いだろう。

そもそも高校物理はなぜそこまで難しいのだろうか。
『大人のための高校物理復習帳』(講談社ブルーバックス)、『ぶつりの1、2、3』(ソフトバンククリエイティブ)等、多数の著書を持つ、共立女子中学高等学校教諭の桑子研先生に聞いた。

「数学や物理は、組み立てる能力があるかどうか、少なからず素質もあると思います。高校では特に数式ばかりやっているイメージがあるので、特に文系の人や女子は、嫌いになってしまうんですよね」

実は桑子先生自身、女子校で教え始めたばかりの頃は、生徒たちの「わからない!」コールに悩み、一時は教員をやめることも考えたと言う。
そんなとき、カウンセリング研修で知ったコミュニケーション手法を授業に導入してみたところ、生徒たちの取り組み方が変わったそうだ。
「2年目、3年目などは、問題を『解く』時間を授業で設けるともったいないため、宿題にしていたのですが、30人中10人くらいはやってこなかった。そこで、グループ形式で問題演習をしたところ、下の子は友達から教えてもらえるし、早くできる子は教えることでさらに伸びるし、全体が底上げされることがわかったんです」

また、教員側が「なんででしょう」と質問すると、生徒にとって「上から目線」になり、興味を持たない子も多いが、友達同士で話すなかで感じた疑問には興味を持ち、授業が終わるとすぐに先生に質問に来るようになった子も多いそうだ。
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ライター情報: 田幸和歌子

書籍出版社、広告制作会社を経てフリーに。月刊誌・週刊誌・夕刊紙などで執筆中。

2014年2月9日 07時00分

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