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サマータイム、イタリアで毎年体験して実際どうなのか語ってみる

2018年9月22日 15時00分 ライター情報:鈴木圭


2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックを契機として導入が検討されているサマータイム。さまざまな議論を巻き起こしているが、もし導入されたら生活がどう変わるか、誰もが気になるのではないだろうか。

一部では健康への影響や労働時間の増加なども指摘されているが、実際のところはどうなのだろう。毎年サマータイムが実施されるイタリアに住んでみて感じる影響について紹介したい。

太陽の出ている時間帯を有効に使うことが目的


サマータイムとは日照時間の長い夏季に限って時計を1時間(一部地域では30分)進める制度のこと。デイライト・セービング・タイム(日光節約時間)という別名がある通り、太陽が出ている時間帯を有効に使うことを目的として導入される。

2018年現在でサマータイムを導入しているのはアメリカやカナダ、イギリス、フランス、イタリア、オーストラリア、ブラジルなどをはじめとするおよそ60カ国で、国の一部のみで実施しているケースもある。また、最近ではモンゴルが2015年に導入、2017年には廃止するなど実施している国の入れ替わりも多い。ちなみに日本でも1948〜1951年まで導入されていた。

時計を1時間早めるだけといっても、普段馴染みがない制度だけに少しイメージしにくいかもしれない。以下に簡単にまとめてみた。



会社の就業時間を例に取ってみると、サマータイム実施中はもともと8:00だった時間に出社し、16:00だった時間に退社することになる。もちろん、いずれの場合も時計の表示時刻は9:00もしくは17:00のままである点は注意しておきたい。

さて、実際にサマータイムが実施されている間は生活にどのような影響があるのだろうか。上記を踏まえてご紹介したい。

夕方の時間を有効に使える


日常生活レベルの話に限れば、サマータイムの最も大きな影響は「夕方の時間が長くなる」ことだと思う。筆者はフリーランスなので基本的に就業時間はないが、妻が仕事から帰ってくる時間や幼稚園に通う子供のお迎え時間が早くなるため、それにあわせて仕事も早く終えることになる。
仕事が終わってもまだまだ明るい時間が続くため、夕食前に家族で少し出かけたり、1杯だけ飲みに行こうという気にもなりやすい。平日でもこうした時間が取れるのは大きなメリットだろう。

日本はヨーロッパの国々と比べると全体的に緯度が低いため日没が早く、また残業時間も長い傾向にあるため「夕方の時間が長くなる」恩恵は受けにくいかもしれない。ただ、それでも2時間程度の残業であれば19:00(サマータイム実施前の18:00)に退社することができる。
……ということは、平日でも日の出ているうちにビールが飲めることになる。これ、やってみると思いのほか爽快だ。これだけでサマータイムを実施する十分な理由になるかもしれない。

ライター情報: 鈴木圭

イタリア・ミラノ在住、フリーライター。イタリア関連情報や海外旅行、ライフスタイルなどの分野を中心に活動中。旅行先の市場でヘンな食べ物を探すのが好き。「とりあえず食べてみよう」をモットーに生きてます。

URL:HP

「サマータイム、イタリアで毎年体験して実際どうなのか語ってみる」のコメント一覧 5

  • 匿名さん 通報

    金融でたった1秒のうるう秒でも混乱した。たった2年間しか使わないシステム構築をするなんて開発時間も労力も無駄。サマータイムの議論はうやめた方がいい。

    34
  • 匿名さん 通報

    月200万円もかせいでいる組織委員会の役員は、こんな議論に時間をかけている暇はあるのか? とっとと廃案にすべきだ。ただでさえ300憶円で誘致しながら3兆円かけるなんて管理能力あるとは思えない。

    32
  • 匿名さん 通報

    オリンピック目的という理由がげせない。やめるべきことのために余計な制度を作るとは愚の骨頂。

    30
  • 匿名さん 通報

    稼働中のコンピューターシステムをサマータイムに合わせて変更するなど絶対に不可能。車の左側通行を右側通行に変更するようなもの。メリットとデメリットを検討するような問題ではない。

    27
  • 匿名さん 通報

    やっぱりこの国の役人さんたちは揃いも揃ってバカばっかなんだな。

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