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「民衆の敵」篠原涼子イズム通用せず、もう千葉雄大が主役でいいんじゃない?4話

2017年11月20日 09時45分 ライター情報:大山くまお
篠原涼子主演の月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』。あおば市市議会を舞台にした政治ドラマだ。先週放送の第4話の視聴率は0.1%アップの7.6%。相変わらず苦戦中だが、なんとか持ちこたえている気もする。高橋一生が脱がなくても大丈夫だ
「民衆の敵 プリントクッキー 肖像ポストカード入り」
amazonより

千葉雄大フィーチャーのエピソード


第4話は主人公・智子(篠原)と同じ新人議員・岡本(千葉雄大)をフィーチャーしたエピソード。朝ドラ『わろてんか』では好演していたのにあっさり死んでしまい、『民衆の敵』でもここまでまったく活躍していなかった千葉だが、この第4話がなかなか良かった。

地元の商店街で生まれ育った岡本は、シャッター商店街の復活を公約に掲げていたが、現実は厳しい。なじみの洋食屋のおばちゃん(鷲尾真知子)たちは元気なのだが、開店するほど赤字になるという状態なのだ。

一方、新人議員の部屋では、園田(斎藤司)が母親たちから託児の要望を受けて困り果てていた。智子も女児誘拐事件の疑いをかけられた一馬(渋谷謙人)の社会復帰に頭を悩ませている最中。それなら全部一緒にしちゃえばいい。智子は商店街を使った「子ども食堂」のプランを思いつく。

ドラマでは新人議員たちがまとめて一つの部屋にいるが、実際の市議会では会派ごとに控室が割り当てられるのでこのようなことはない。最大会派の犬崎(古田新太)派を牽制する河原田市長(余貴美子)の一策である。

現実の前に篠原涼子イズム、撃沈!


智子発案の子ども食堂だが、託児所代わりに使う母親たちが殺到してすぐにパンクしてしまう。

ドラマでは子ども食堂をとりまく諸問題が象徴的に描かれている。運営はボランティア頼り、費用も寄付によって賄われているため、持続が困難なのが現状だ。そもそも子ども食堂が担っている貧困による孤食、欠食の問題の解決は行政の役割だという指摘もある。2016年、安倍晋三首相が子どもの貧困対策に寄付を募る政府の「子供未来応援基金」の一周年の集いで子ども食堂についてのメッセージを出したが「まるで他人事」と猛批判を浴びた。NPO「豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」理事長の栗林知絵子氏は「市民と行政が協働という形で取り組まなければいけない問題だ」と指摘している(ハフィントンポスト 2016年11月21日)。

思い立ったらすぐ行動! 本音もズケズケ言っちゃうわよ~、という篠原涼子イズムがまったく通用しないところが良かった。

ライター情報

大山くまお

ライター。著書に『野原ひろしの名言』『野原ひろしの超名言』(双葉社)、『名言力』(ソフトバンク新書)、『中日ドラゴンズあるある』(TOブックス)など。

URL:Fire Stone and Water

コメント 4

  • 匿名さん 通報

    篠原涼子が主役で面白かった大昔に放映したドラマの「派遣の品格」と月と鼈(すっぽん)ほど「民衆の敵」は面白くない。暇つぶしでも見ないレベル。

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  • 匿名さん 通報

    ぱよちんドラマなんか観たくもない

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  • 匿名さん 通報

    早く倒産しろ糞蛆!

    2
  • 匿名さん 通報

    これは政界の良く末を演じたというのか、案じたドラマだよな。

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