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みたらし団子がグミになっていた

お菓子売り場で、みたらし団子がグミになっていた。

団子に限らず、もともと、もちもちした食感の和菓子は多いのだが、グミとはまた別のものだ。ふつう、グミのフレーバーといえばフルーツ系だが、いよいよグミも和物の時代なのか。

「かわり みたらし団子グミ」というこのお菓子、パッケージを開けてみると、そこには白っぽく半透明のグミが。タレのかかっていない団子のようにも見えるが、みたらしといえば、あの甘くてしょっぱいタレ。タレはどこだ。

タレは、グミの中。噛むとペースト状になった味のものが出てくるフルーツ味のものなどが、よくあるが、あれと同じ。「しょうゆ風味甘ダレ」が、「だんご風味のグミ」に包まれているかたちでできていて、グミを噛むとタレが出てくる。一般のみたらし団子と、団子とタレの関係が、ちょうど逆になるわけだ。
もっちりした食感で、口に入れてモチャモチャ噛んでると、甘いみたらしダレの味がしてくる。口の中で、みたらし団子風の味ができあがってくるわけだ。

なぜみたらしがグミキャンデーになっちゃったのか。製造元のノーベル製菓株式会社に聞いてみた。
「もともとフルーツ系のスッキリした味のものが多いのですが、おもちのような食感も含めて、味わって食べられるものはなにか、というところから始まったんです」
そして、和菓子に焦点をあて検討した結果、コンビニのレジ横などにいつもあったりして、和菓子の中でも親しみやすさ抜群な、この「みたらし団子」が選ばれたそうだ。

工夫した点は、
「みたらし団子のタレの独特の味をいかして、食感と味を、いかに本物に近づけるかというところです」
とのこと。

タレと団子の位置関係については、
「グミというのは、電車やオフィスでちょっとつまんで食べる場面も多いんです。そうすると、手が汚れたりしないように」
という、ちょっとつまんで食べやすいようにとの意味もあるわけだ。

なんとも緑茶が似合うグミだが、さすがに『水戸黄門』のうっかり八兵衛が、「ご隠居、ちょっと団子食べていきましょうよ」と茶店に行って、グミをほおばる場面は、この先も、出てきません。ちょっと蛇足か。
(太田サトル)

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2006年11月23日のコネタ記事

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