
4月19日(日)、笑福亭鶴瓶が、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組「日曜日のそれ」に生出演。新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、大阪のニッポン放送関西支社にいる鶴瓶と、東京有楽町ニッポン放送にいる上柳昌彦アナウンサーとの二元中継の形で放送された。お互いの姿はSkypeを使ってオンラインでPC越しに確認しながら進行した。
上柳アナが「テレビの収録は、今もう全然ないんですか?」と訊くと、「無い無い無い。全く無い」と答えた鶴瓶。では自宅で何をやっているのか。
「昔の落語、カセットで録 った落語があるんですよ。(今は)やってないやつ。それを、もういっぺん聞いたりとかやってますね」
CDとして出している落語家も多いが、自身はCDを出していないこともあってカセットとして大量に残してあったものを聞きなおしているとのこと。懐かしいソニーのウォークマンを引っ張りだしたらちゃんと動いたということで、これで聴いているという。
その落語はおよそ20年前のものとのことで、これを聞くとどのような印象を持つのだろうか。
「まだ本格的に(落語を)やってないときやから。だから、本当に粗いですよね 。でも、粗さの中に“こんなおもろいことあんのか”っていうのがありますよね。何べんも稽古を重ねたものじゃない粗さがありますからね。どんどん話がとんでいくっていうかね、そういう強みもありますよね。これをちゃんと、かっちりした形に ようと思ってやってるわけですよ」