家族との良好な関係や愛犬との生活を優先し、経済的な合理性も踏まえて実家に留まる選択をする人も増えています。

All About ニュース編集部は、2026年3月25日、現在実家暮らしをしている人を対象にアンケート調査を実施。
毎月の生活費や貯金額、実家暮らしをしている理由などを聞きました。

今回は、山形県山形市在住・34歳女性のエピソードを紹介します。

■回答者のプロフィール&実家の状況
回答者本人:34歳女性
職業:福祉サービス
在住:山形県山形市
家族構成:親2人、子ども1人(自分)
世帯年収:父母の収入不明、自分350万円
実家の間取り:一軒家3LDK

■毎月の生活費や貯金額は?
実家に入れている生活費:2万円
交際費:1万円ほど
毎月のお小遣い:月にもよるが、5万円ほど
毎月の貯金額:3万円ほど
貯金総額:150万円ほど

総務省統計局が発表した「家計調査報告 家計収支編(2024年)」によると、34歳以下の女性の1カ月の平均消費支出は21万4719円です。そのうち、住居費の平均は5万711円ですが、家賃などは地域や条件によって差が出てくるので、住居費を除いた16万4008円が回答者の属性に近い平均生活費ということになります。

実家を出るかどうかについては「結婚したら出る予定」と話しました。

■「親と仲が良く、一緒にいて楽しい」
実家暮らしを選んでいる理由を尋ねると「親と仲が良く、一緒にいて楽しい」と回答。続けて「また、自分がいなくなると寂しくさせてしまうと思うから」とのこと。

さらに「犬を飼っていて、離れるのが嫌。親も仕事をしているため、犬の面倒を見る人も必要だから。一人暮らしするお金がもったいないから」と話してくれました。

■「生活リズムが違うので気をつかう」
実家暮らしで苦労していることを尋ねると、「親は朝に行動するタイプ、自分は夜に行動するタイプで、生活リズムが違うので気をつかう」といいます。

そして「部屋のレイアウト上、恋人や友人と電話などをしにくく、外や車に移動して電話などをしなくてはならない。
恋人や友人を招くことが難しい」と、プライバシー面での気苦労を話してくれました。

お金に関する悩みでは「生活費のほか、日用品をどの程度納めれば良いのかに悩む。家に関わる修理があったときに、自分は出さなくて良いのか悩む」と続け、家計への貢献のあり方に苦慮している様子が伺えます。

家族仲の良さに支えられる一方、生活リズムの差やお家の修繕費分担に悩む一面も。結婚という節目を独立の機と捉え、今の暮らしを大切にしながら将来を模索している状況といえそうです。

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