18日放送のNHK総合「新プロジェクトX~挑戦者たち~」(土曜・この日は午後7時半)では「大谷翔平 二刀流誕生~“はぐれ者”たちが野球の歴史を変えた~」と題し、もはや伝説となったドジャース・大谷翔平の投打二刀流誕生までの舞台裏に83分の拡大版で迫った。

 この日の番組は2012年10月25日のドラフト会議でメジャー志望を表明していた大谷を日本ハムが強行指名した一幕からスタート。

メジャー入団への強硬姿勢を見せていた大谷を投打の「二刀流」容認で入団に導いたのが、この年に監督に就任した栗山英樹氏だった。

 キャンプ開始の前に「大谷翔平は投打二刀流で行く」とコーチ、スタッフの前で言い放った栗山氏。その言葉通り、「ファイターズ大学 4年計画」と命名し、大谷二刀流プロジェクトをスタートさせ、入団4年目の2016年には二刀流を開花させた大谷中心に優勝。その翌年、大谷は念願のMLB・エンゼルスとの契約に至った。

 この日のスタジオで日本ハム退団時の大谷のあいさつが流れた。「(二刀流は)栗山監督始めごく少数の人たちしかできると思って行動してくれていなかったんじゃないか。そういう考えを持ってくれている人たちがそばにいてくれたのはラッキーだった。自分が目指す方向にすごく成長できたんじゃないかと思います」。この映像を見届けた栗山氏は「あの2016年は分岐点だと思っていました。(大谷)本人が言っていたとおりで(二刀流挑戦を)信じてくれた人たちが…」と話したところで涙声になり「すみません。他の人に聞いてもらっていいですか?」とだけコメント。

 当時、入団交渉にあたったゼネラルマネジャーだった山田正雄氏は「今も聞いていて、本当にうれしく思います」と大谷の言葉について口に。

「強行指名して良かったと思います」と笑顔で話していた。

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