10年にわたり『週刊少年ジャンプ』で連載され、シリーズ世界累計発行部数1億部を突破した大人気コミック『僕のヒーローアカデミア』。
ヒーローと ”敵<ヴィラン>” という立場を超え、物語を通して複雑な関係性を築いてきた2人に焦点を当てた珠玉の5エピソードを上映。さらにTOHOシネマズ六本木ヒルズでは、麗日お茶子役の佐倉綾音と、トガヒミコ役の福圓美里が登壇する舞台挨拶も行われ、ファンを熱狂させた。
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【オフィシャルレポート】
最初のエピソードは、お茶子とトガの2人が最初に顔をあわせたTVアニメ3期の林間合宿編のシーン。佐倉は当時について「イベントで原作の堀越先生が ”お茶子と対になるキャラクターを出します” とお話しされていたのですが、最初はまだピンと来ていなくて。物語が進むにつれて、それがこの子(トガ)なんだと。少年漫画が原作で、デクくんへの思いを軸にしながらこんな風に2人の女の子の物語が展開されることに驚きました。」と印象を語った。福圓は「お茶子ちゃんに興味を持つ理由はいっぱいあると思うのですが、この当時はたまたま会ったくらいだと思っていました。出久くんとの関係性の比重が高くなると思っていたのですが、話が進むとお茶子ちゃんとの関係性の方が強くなっていったことに驚きました。」とコメント。
福圓は、3期後半のプロヒーロー仮免試験編から5期にかけてのエピソードを観て、「トガちゃんの出番は限られていて、最初は彼女がどうしていきたいのかが分からなかったが、このあたりのエピソードから、彼女のコンプレックスが表れたり、憎悪を持ったりと変化してきた時期のように思います。難しかったのは、5期の「ヴィランアカデミア編」でのキュリオスとの戦い。トガちゃん自身は周りに同情してほしくない、けれど私としては視聴者に可哀想だと分かってもらいたいと思っていたので、どう選択して演じるのが良いのか悩みました。
続いてトークは第6期のヒーローvs敵<ヴィラン>全面戦争編。仲間であるトゥワイスの死を目の当たりにしたトガの変化を福圓さんに尋ねると「当時はトガにとってトゥワイスがどのくらい大きな存在だったのかが分からなかった。大事なことを出さない子なので、分かってあげられなかったなと思うところがあります。今となっては、彼女にとって最初の大事なお兄ちゃんのような、そんな存在だったんだなと。その人が殺されて、彼女の本音が漏れはじめたのがこのあたりの時期だったなと思います。」と印象を語った。
また、全面戦争での対決を経て、お茶子とトガは第7期の最終決戦編で3度に渡り向き合うこととなる。佐倉は「トガちゃんとのやりとりは2週にわたってのエピソードとなったのですが、駆け足にするのではなく、観ている人にトガちゃんを忘れさせないようにしているのかなって…」と涙で声を詰まらせる。福圓は「やっていることは戦いなのですが、綾音ちゃんからは必死になって ”救けたい” という気持ちだけ感じていました。」と語ると、佐倉は溢れる感情を抑えつつ、言葉を必死で繋げながら「トガちゃんにとっては救いになることだったから、後悔するのも失礼だと思っています。お茶子も色々な思いがあるので、このあとずっと悩んだんじゃないかなと思いました。」とキャラクターと心情を重ねた。
ついに迎えたFINAL SEASON第169話「笑顔が好きな女の子」では、お茶子自身が抱える傷、トガが自信を救うために命を捧げたという事実とそれに対する思いを吐露し、それをデクはじめクラスメイトたちが受け止める姿が描かれた。佐倉は収録時のことを「『ヒロアカ』は、原作の持つ力が大きく、お芝居から離れてしまうことが多いので、アフレコの時の記憶が飛ぶ人が続出するんです。
(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
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