5月29日放送の第10話「悪魔の化身(デビルリバース)」のラストで顔見せをしたレイが、ついに6月5日放送の第11話「南斗の男」からついに本格参戦! 中村悠一さん演じるレイがどのような活躍を魅せるのか注目が集まっています。
そこで本稿ではその第11話の内容をお届けするとともに、レイやその他人気キャラの登場で湧く視聴者の反応を、Xに投稿されたポストを中心にピックアップしたいと思います。
※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。
◆レイ! マミヤ! 牙一族!!
女性を装うことで野盗を寄せ付け、野盗が持っていた食料を狩っていた男・レイ。野盗たちは当初、レイひとりに多数で襲いかかりますが、余裕があったのは最初の一瞬だけ。レイが繰り出す不思議な技の前に、その荒々しい顔が引きつっていきます。
シャオ! 独特の掛け声とともに空を切る、レイの太い両腕。すると人体はまるでワイヤーカッターでも使ったかのようにバラバラに引き裂かれ、鮮血を吹き出しました。レイが使っていた拳法は南斗水鳥拳。南斗水鳥拳は南斗聖拳の流派のひとつで、その動きは水面に浮かぶ水鳥のように優雅でありながら、一瞬にして相手を切り裂く必殺の拳として知られていました。
「中村悠一さんの女声は貴重」と盛り上がっていた視聴者も、レイの特徴的な「シャオ!」の掛け声を耳すると、途端に「シャオ!」「シャオ!」の大合唱。
そんなレイですが、ただ食料を奪っていただけかと思いきや、別の目的もあるようす。野盗に「七つの傷」があるかどうか確かめました。どうやらターゲットにしているのは「胸に七つの傷のある男」のようで、その当人であるケンシロウとの因縁が垣間見えます。
「胸に七つの傷を持つ男……。やつを見つけ、殺すまでは、たとえ泥をすすってでもオレは生き延びる……!」
はたして両者の間に何があったのか!?
一方、ジャッカルとの戦いから戻ったケンシロウは、留守番をしていたバットやリンから、バットの村にいた子供たちの避難先が決まったこと、しかしそこが野盗に狙われていることから用心棒をするよう聞かされます。
もちろんケンシロウの帰還を喜んでいたのはリンやバットだけではありません。ケンシロウが子供を託したバーの店主も同様です。もっともそちらはケンシロウが秘孔を突いたと思わせ、半ば強引に子供たちの世話をしていたという事情があるため、「これで命が助かる!」と喜んでいたのでした。
視聴者もケンシロウのブラックジョークを思い出し、「そういや脅されてたな(笑)」「そういやそんな約束だったか(笑)」と、ほっこりです。
その後、ケンシロウたちは目的の村を訪問。そこは住民が力を合わせ、ようやく自給自足ができるようになったという希望溢れる村でした。
ユリアとはケンシロウのかつての恋人で、ライバルのシンに奪われてしまった女性のこと。シンに囚われた苦しみから自死を選び、もはや“この世にはいない”キャラクターでした。そのユリアに、女性戦士「マミヤ」がそっくりだったということで驚いたのでした。
レイに続く名物キャラ「マミヤ」の登場に視聴者は、待ってましたとばかりに「マミヤだ」「マミヤ!」の声を続々と。彼女が繰り出すヨーヨーの武器を目にすると、「ヨーヨー!?」「スケバン刑事!?」「スケバン刑事か」と、一斉に「おまんら許さんぜよ」状態になります。
なお『スケバン刑事(デカ)』とは、和田慎二さんによるマンガ作品のこと。1985年に斉藤由貴さん主演の実写ドラマ第1作が放送され、以後、南野陽子さんが2代目を演じた『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』、浅香唯さんが3代目を務めた『スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇』とシリーズを展開。2006年には松浦亜弥さん主演の映画『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』も公開されました。
東映アニメーション版のアニメ『北斗の拳』が放送されたのが1984年からですから、放送時期もぴったりで、その世代を中心に盛り上がっていたようでした。
そんな一同の前に現れるレイ。彼もまた用心棒として雇われたようで、ケンシロウ、レイ、マミヤの3人でこの村を守ることになります。しかしリンもバットもレイのギラついた目に不信感を抱いているようすです。
「ケン、だめよ。あの人の目は誰かを助けるような人の目じゃない!」
リンも必死に訴えかけていました。
すると視聴者は先の展開を知っていることもあり、「散々な言われようですね!」「初対面でボロクソ言われるレイかわいそ」「レイも初出ではえらい言われようだな(笑)」と後方腕組み顔です。続いて野盗の「牙一族」が村に目をつけるシーンが描かれると、名物キャラの登場ということもあり「出たな、牙一族!!」「牙一族来たー!」と盛り上がり、さらにリンとマミヤの湯あみシーンでも「お風呂きたー!」「お風呂!」「ひゃあ、サービスシーンだぜ」とテンションが上がっていました。
ケンシロウとレイがやってきて間もなく、すぐに牙一族が動きます。大挙して押し寄せ、ケンシロウと一戦交えたのです。もちろんケンシロウの前ではどれだけ人数がいても足りません。そこへ駆けつけるレイ。
お互いに北斗の男と南斗の男であることを認識するケンシロウとレイ。しかもレイは「七つの傷の男」を探しています。視聴者も「胸に七つの傷? 一体誰なんだ?!」「目の前にいるなんて」とザワザワ……。両者の対決の時は間近でした。
しかしここで風向きが変わります。村人のコウが牙一族に捕らわれ、命を奪われてしまったことで村は深い悲しみに包まれました。
降伏を言い渡された時、マミヤはコウひとりの命と村全体を天秤かけ、コウを見捨てることを選びました。しかし一見、冷静かつ冷徹に決断したその判断は、実は身を引き裂くような判断だったということが明かされます。「いい判断をするリーダー」と評価するレイに対し、村人は涙ながらに訴えたのでした。
「コウはマミヤさんのたったひとりの弟なんだ!」と。
「ベタだけどさぁ、こういうのに弱いのよ」「マミヤさんはすでに両親が亡くなってるから、さらに弟を失うのは辛いですね」「泣いちゃった……」。視聴者も同情的ですが、もっと感情移入したのはレイの方でした。どんなに汚い手を使ってでも「七つの傷を持つ男」を探し出す……。そんなレイの冷徹な心を温かく包み、溶かしていくマミヤという存在。当初は軽い気持ちで牙一族を裏切りましたが、それはやがて本心へと変わっていくこととなります。
「中村悠一さんのレイは塩沢兼人さんのレイとは違うカッコよさがあっていいですね。今後も楽しみ」「ケンの相棒として活躍するレイがまた観られるとは……。ありがとうございます!!」。視聴者の期待値もうなぎのぼりの本作。次回放送は6月12日の25時からです。
◆◆◆『北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-』放送情報◆◆◆
【放送情報】
2026 年 4 月 10 日(金)より放送中
TOKYO MX/BS11 毎週金曜 25:00~
Prime Video 毎週金曜 25:00~世界独占配信
※初回 4 月 10 日(金)および 4 月 17 日(金)は 2 話連続特別編成。
【STAFF】
原作:武論尊、漫画:原哲夫、監督:前田洋志、シリーズ構成:犬飼和彦、キャラクターデザイン:久恒直樹、副監督:小笠原一馬、アニメーションディレクター:こうじ、美術監督:青井孝/清水稚子、色彩設計:田中美穂、CG 監督:池田晋治、CG スーパーバイザー:小石川淳、撮影監督:高橋佑樹(高は「はしごだか」)、編集:金山慶成、音響監督:小沼則義、音楽:林ゆうき、オープニングテーマ:[Alexandros]「Hallelujah」、制作協力:NIA アニメーション/きしだ Studio BACU、アニメーション制作:トムス・エンタテインメント / 第 7 スタジオ
【CAST】
ケンシロウ:武内駿輔、バット:山下大輝、リン:M・A・O、シン:遊佐浩二、ユリア:早見沙織、レイ:中村悠一、マミヤ:青木瑠璃子、ジャギ:高木 渉、トキ:最上嗣生、ラオウ:楠 大典、ナレーション:山寺宏一
(C)武論尊・原哲夫/コアミックス, 「北斗の拳」製作委員会
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