息がしやすい「らくな手ぬぐいマスク」、コロナ禍で伝統産業が活路
「らくな手ぬぐいマスク」を発売 画像（1枚）
　創業明治22年の老舗、東京和晒は「東京本染手ぬぐい」の布地を採用した「らくな手ぬぐいマスク」を開発、発売に踏み切った。税別価格は600円。
らくなマスクシリーズ専用サイトの「らくなマスク屋さん」で販売している。コロナ禍で全国のお祭りやイベントがほとんど中止となっており、日本中の手ぬぐい生産に携わる伝統産業である注染関係の染工場の受注も大幅減となっている。そんな中、手ぬぐいをマスクに仕上げることで活路を見出している。

　東京和晒では、今年6月に「夏のさらしマスク」（現「らくなさらしマスク」）という下方吸排気方式を採用した画期的な構造のマスクを発売。「息のしやすさ」「メガネが曇りにくい」「お肌にもらく」と、多くのユーザーに受け入れられ、3カ月で約3万枚を販売した。らくな手ぬぐいマスクは、らくなさらしマスクの表面に伝統的な東京本染手ぬぐいの布地を採用することで製品化した。
【関連記事】
7倍空気を通しやすいウレタンマスク発売へ、アキレスから
乾燥対策にもなる“エステマスク”、秋冬向けのカラーを用意
国産「デニム×シルクマスク」登場、福井県と岡山県の繊維産地企業がタッグ
マスクでも長時間化粧が崩れないファンデーション技術、コーセーが開発
おしゃれマスクを提案、そごう・西武にファッショナブルマスク専門売場
編集部おすすめ