ビックカメラ、「天然水」の自社採水工場を新設 2022年から宅配サービス開始

記事まとめ

  • ビックカメラは、天然水の自社採水工場を山梨県富士吉田市に新設した。
  • ビックカメラと同市は「地下水を活用した事業の実施に関する協定」を結んだ。
  • 2022年から飲料用天然水の定期宅配サービスを開始すると発表。

ビックカメラ、「天然水」の工場新設 2022年から宅配サービス開始

 ビックカメラは3月8日、天然水の自社採水工場を山梨県富士吉田市に新設し、2022年から飲料用天然水の定期宅配サービスを開始すると発表した。グループ会社のビックライフソリューションが、新工場の設営を担う。

 富士山麓に建設する富士吉田工場の敷地面積は約2万平方メートル、延べ床面積は4600平方メートルとなる。鉄骨造りの2階建てに、生産ラインと自動倉庫、事務所を設置する。設計施工は芙蓉建設。
 生産ラインは、9.5Lの宅配水用ボトルを1時間当たり最大1200本生産できるラインを2ライン設置。月産80万本以上が可能だという。従業員は約40人で、2020年度に稼働する予定だ。
 3月8日に採水工場建設予定地の富士吉田市とビックカメラは「地下水を活用した事業の実施に関する協定」を結んだ。開発に伴う諸手続きを終え次第、工場建屋の建設に着手する。
 富士吉田市との主な合意内容は次の五つ。(1)地下水活用事業における、積極的な地域市民の雇用の創出、(2)市の良好な地下水と自然環境を市内外に周知する活動、(3)地域とつながるボランティア活動などへの参加を通じた、地域との関係構築、(4)災害時の飲料水などの優先的な提供と運搬協力、(5)環境保全や地域経済の活性化などに資する継続的な地域貢献――などとなっている。
 工場には太陽光パネルの設置や廃熱を利用できる暖房を採用するなど、環境面に配慮する。
 ビックライフソリューションが提供する天然水は、ナチュラルミネラルウォーター類に属するもの。富士山に降った雨や雪が地下に浸み込み、噴火の際に噴出した溶岩や砂礫が何層にも重なる天然のろ過装置と地下タンクを通ることで、きれいになり、土や岩の中のミネラルを含む天然水へと、何年、何十年という年月をかけて変化してきたものとなる。

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