東京・新宿にあるビックカメラとユニクロがコラボした店舗「ビックロ」が、6月19日に閉店する。6月20日以降は「ビックカメラ新宿東口店」として存続する。


 ビックロは2012年9月にオープンした店舗。オープン直前に約4000人が行列をつくった。ユニクロの商品を身にまとい、ビックカメラの商品を携帯するマネキンを設置するなど、お互いの商品を組み合わせて展開。1階がユニクロとビックカメラの両社が展開するフロアで、地上2・3階がユニクロ、地下3階から地下2階と地上4階から地上8階がビックカメラとなる。
 今回の閉店はユニクロの借地契約満了に伴うもの。秋には、新たにユニクロ 新宿フラッグス店と、ユニクロ 新宿三丁目店がオープンする。
現時点で再びビックカメラとユニクロが共同で店舗を立ち上げる予定はない。
 ビックロでは、商品を共同で展示しているケースがあるにもかかわらず、ビックカメラの商品はビックカメラで、ユニクロ商品はユニクロで会計する必要があるなど、精算が煩雑だったことも課題であったとみられる。
 ビックロからビックカメラへの転換に際して休業日は設けない計画。通常通り営業しながら、徐々に移行していくという。なお、ユニクロのフロアをどのような売り場にするにかについて、ビックカメラの広報は「現時点で公開できる情報はない」としている。
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