WACARU NETは12月5日に、全国の503名を対象に実施した、格安スマートフォン(SIM)乗り換えの後悔度に関する実態調査の結果を発表した。同調査は、11月16日~21日の期間に行われている。


 調査対象者に、どの会社の格安スマートフォン(SIM)を利用しているかを尋ねたところ、「楽天モバイル」(25%)がもっとも多かった。
 格安スマートフォン(SIM)に変えて、後悔しているかを尋ねた質問では、80.7%が「後悔していない」と答えており、「後悔している」と「やや後悔している」を合わせた割合(6.8%)を大きく上回っている。
 格安スマートフォン(SIM)に変えて後悔した人の割合を、東京都内とそれ以外の場所別でみると、特に大きな差異はみられなかった。
 格安スマートフォン(SIM)に変えて「後悔している」「やや後悔している」と答えた人に、その理由を尋ねたところ、「通信速度(つながりやすさ)」を挙げる回答が最多となり、以下「カスタマーサポート」「初期設定が大変」が続いている。
 格安スマートフォン(SIM)の満足しているポイントを尋ねた質問では、「月額料金」が他を大きく引き離してもっとも多かった。
 格安スマートフォン(SIM)に乗り換えようとしている人に、格安スマートフォン(SIM)をおすすめできるかを尋ねたところ、「まあまあおすすめできる」と「とてもおすすめできる」を合わせた、ポジティブな意見の割合が90%超を占めている。
「まったくおすすめできない」と「あまりおすすめできない」を合わせたネガティブな意見は6.4%に留まった。
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