◆JERAセ・リーグ ヤクルト5―4巨人(14日・神宮)

 堂々の巨人キラーだ。ヤクルトの左腕・山野は勝利の瞬間、最高の笑顔でベンチを飛び出し、歓喜の燕党に頭を下げた。

熱帯夜の神宮で先発し、7回5安打3失点、9奪三振の力投で8勝目。巨人戦は5戦4勝と無類の強さを誇る。勝利投手は5月29日の楽天戦以来。5試合に先発も白星は遠かっただけに、喜びはひとしおだった。

 「巨人はすごく状態のいいチーム。そういうチームから勝ち星を挙げられることは、すごく嬉しいです」

 最高のコンディションでマウンドに立つため、暑さ対策にも気を配る。「疲れやすくなるんで、水風呂に入って体を冷ましたり、睡眠時間をしっかり取って、クーラーの温度も下げて25度とか」。猛暑の夜。7回には坂本に同点3ランを被弾したが、球威は落ちず。勝ち越しは許さなかった。

 池山監督は巨人・橋上監督代行とは83年ドラフト同期の同学年。「水を入れて、粉のゲータレードをタンクで作るのが、新人の仕事だったなあ」。

思い出の神宮で初対戦。競り勝ち、2位・巨人へと1・5差に迫った。(加藤 弘士)

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