【第3回:日本勤務のアメリカ人】【第4回:日本人駐在員】■「不気味なくらい、メールを一生懸命読む」
英国で生まれ育った英国人のジョンソンさん(仮名。40代男性)。日本人サラリーマン社会との出会いは、3年前にITコンサルタントとしての仕事で、ロンドンにある日系企業のクライアント企業に常駐する、というプロジェクトへのアサインメント。プロジェクト完了後、一度は他のクライアント企業でのプロジェクトへと移っていったが、数カ月後にはその仕事を辞め、この日系企業に転職した。日本人サラリーマンと働くということには、基本的にポジティブな印象を持っている人物だ。
そうは言っても、何かヘンな点というものも見えてくるだろう。「ここがヘンだよ、日本のサラリーマン」このテーマで質問をしてみたところ、やはり色々な点を挙げてくれた。
「不気味なくらい、メールを一生懸命読んでいる人が多いですね。イギリス企業やアメリカ企業では、私のように管理職にもなると、毎日大量のメールが送られてきます。大抵、重要そうなメールはしっかりと読んで、大した話しではないメールは時間があれば軽く見る程度です。
良く言えば細部にまで目が届く、悪く言えば、細かい話しに無駄にうるさい。細部へのこだわりは、日本人サラリーマンの特性なのだろうか。IT業界でプロジェクトマネジメントに関わる仕事をしているジョンソンさんは、日本人サラリーマンのやり方に疑問を感じることもある。
「きっちりと計画を立てることに全力を尽くすのはいいですが、現実というものは計画通りにならないことも多いということを、もう少し許容して欲しいと思うことが多いです。計画に柔軟性がなく、予想外の事態に対応するのがあまり上手ではない、という印象です。
それから、エクセルの使い方と、プレゼンテーション資料の作り方には閉口させられることがよくあります。これは私の同僚からもよく聞くのですが、エクセルの一つのセルや、パワーポイントの資料に過剰に文章を書き過ぎです。簡潔にコミュニケーションを纏める為の資料を過剰に複雑にし、ポイントが全く伝わらないというケースも見かけます」
■「Can’t see the wood for the trees」大事な資料は、どんなフォーマットで細かく文章が書かれていても、全てちゃんと読むという前提が、イギリスではあまり成り立っていないのかも知れない。或いは、日本人サラリーマン社会から見れば、こうした前提が成り立った上で回っていくのが、仕事というものかも知れない。
日本語で、「木を見て森を見ず」という表現があるが、イギリス英語で「Can’t see the wood for the trees」という、全く同じ意味を持つ表現がある。この表現を使って、日本人サラリーマンのヘンな点を語ってくれたジョンソンさんだが、最後はポジティブなコメントを残した。
「シャイな性格の人が多いのか、馴染むのに時間がかかる人をよく見かけますが、ある程度の時間を一緒に過ごせば、みんな心を開いてくれるという印象です。日本人だって、仕事が終わってから同僚たちとビールを飲みに行き、談笑することはいつでも楽しいもの。何かと日本人独自のやり方というものがあるようですが、私は違いよりも自分たちとの共通点を大事にして、上手くやっていきたいと思っています」
ヘンなところに気付きながらも、あえて過剰に気にせずに、日本人サラリーマンと上手く付き合っている様子の、ジョンソンさん。彼と働く同僚たちは、いい同僚に恵まれている、と見ていいのだろうか。
【第6回】※第6回は18日(火)より公開!
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