タレントで女優の壇蜜が11月22日、漫画家・清野とおる氏との結婚を発表した。祝福が殺到するなか、壇蜜のコメントをめぐって一部のファンが不安を抱えているようだ。

 壇蜜はファンクラブサイトに直筆の結婚報告を寄せ、「清野さんはいつも物静かで優しい方で、どこか私の父のような雰囲気もあり惹かれていったのだと思います」と説明している。また、「所帯を持つことがゴールではなく、新たなスタート地点に立ったつもりです。今後も傲らず腐らず粛々と生きる所存です」と綴った。

 お相手の清野氏はツイッターで結婚を発表しており、「こんなマイナーカルト漫画家と、壇蜜さんが北区役所で『入籍』とか意味がわからないですよね…。僕もまったく意味がわかりません」と驚きを隠せない様子で報告した。とはいえ、壇蜜は文学界でも活躍中とあって、ファンから「すごくお似合いです!」「漫画家さんと結婚とは、壇蜜さんらしいなと思いますよ」「意外な組み合わせだけど幸せになってほしい」と祝福の声が殺到している。

 一方、壇蜜が清野氏を「私の父のような雰囲気」と表現したことに対しては、「不吉」「結婚生活が心配になる」という声も上がっている。壇蜜のコメントで思い出されるのは、ZOZO創業者・前澤友作氏との破局が報じられたばかりの女優・剛力彩芽だ。剛力は交際判明時、インスタグラムで「仕事や会社や仲間を愛し、真っ直ぐで情熱的な姿は、どこか私の父親にも似ているなと感じる部分もあり、ひたむきで楽しむことを忘れない人柄にいつも勇気をもらい惹かれています」とコメントしていた。

 しかし、結果的に破局という結末を迎えたことから、今回の壇蜜のコメントに対して「剛力と同じ感じの惚れ込みようで不安がよぎった」「剛力彩芽と同じようなニュアンスだけど大丈夫かな」「剛力も壇蜜もファザコンなのか?」という反応も見られた。

 また、過去には“父親似”の相手と結婚するも離婚に至ってしまったケースも見受けられる。女優・タレントのみひろは2015年5月に俳優・下川真矢との結婚を発表し、ブログで「彼の優しさ、誠実さ、頼もしさを感じ、いつからか自然と彼との将来を頭に描くようになっていました。

性格や趣味が、わたしの父と似ているところが多く、嬉しく思いました」とコメントした。

 しかし、今年2月更新のブログで前年に離婚していたことを明かし、「すれ違いにより、関係がギクシャクしだし、私たちの将来を、何度も話し合いました。そして、同じ方向へ向いていないことがわかり、修復も困難だったため、二人でこの決断をしました」と綴っている。

 清野氏とともに“新たなスタート地点”に立った壇蜜。末永く幸せな日々が続くことを願おう。

(文=編集部)