マイナビは4月20日、日本経済新聞社と共同で実施した「マイナビ・日経 2027年卒大学生就職企業人気ランキング」を発表した。文系総合ランキングではニトリが4年連続1位、理系総合ランキングでは味の素が初の首位となった。


文系では小売・食品・商社・エンタメ企業が上位に並び、理系ではメーカーやIT、自動車関連企業の強さが際立った。学生の志向が安定性だけでなく、成長産業や事業内容への関心にも広がっていることがうかがえる。

調査は2027年3月卒業・修了見込みの全国大学3年生、大学院1年生を対象に実施。2025年10月1日から2026年3月23日まで調査を行い、有効回答数は3万4,905人だった。
○文系はニトリが4連覇、セガやトヨタ自動車がトップ10入り

文系総合ランキングでは、ニトリが1,043票を獲得し4年連続の1位。前年3位だった味の素が2位に浮上し、3位には伊藤忠商事が入った。

また、コナミグループが前年10位から4位に上昇したほか、セガ、トヨタ自動車、Skyが新たにトップ10入りを果たした。

○文系総合ランキング 上位10社

文系総合ではニトリが4年連続で1位となり、安定した人気を維持した。働き方改革や若手登用、知名度の高さに加え、幅広い職種で挑戦できる点が支持を集めたとみられる。トップ10にはセガ、トヨタ自動車、Skyが新たに入り、ゲーム、メーカー、ITなど業界の分散も進んでいる。学生が業種を絞らず、成長性や将来性を重視して企業選びをしている傾向もうかがえる。
○理系総合ランキング 上位10社

理系総合では味の素が1位となり、研究開発力や事業の安定性、社会課題への貢献度が評価されたとみられる。
上位には自動車関連企業が目立ち、技術力を生かせるメーカー人気の強さが続いている。CASEや電動化、自動運転など変革期にある自動車業界は、理系学生にとって挑戦機会の大きい分野と映っているようだ。専門性を生かしながら、社会実装に近い仕事を志向する流れも見て取れる。
○調査概要

調査名:「マイナビ・日経 2027 年卒大学生就職企業人気ランキング」調査概要
調査対象: 2027 年3 月卒業・修了見込みの全国大学3 年生、大学院1 年生(調査開始時点)
調査期間: 2025 年10 月1 日(水)~2026 年3 月23 日(月)
調査方法: 就職情報サイト『マイナビ2027』および当社発行の就職情報誌、当社主催のイベント会場でアンケート告知を行い、WEB 上のアンケートフォームで回収
※ 企業人気ランキングは5 社連記方式
※ 選社理由は1 社につき2 項目を選択する複数回答
※有効回答:34,905 名(文系男子 11,531 人、文系女子14,449 人、理系男子 5,793 人、理系女子 3,132 人)
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