マイナビが運営する「マイナビ転職」は5月15日、「育児離職と仕事と育児の両立の男女差実態調査(2026)」の結果を発表した。調査は2026年2月27日~3月3日、20~50代の正社員800名を対象にインターネットで行われた。
○子育て中の正社員女性の27.3%が育児離職を経験
子育て中の正社員に「育児との兼ね合いが原因で退職(育児離職)した/検討した経験があるか」を聞いたところ、育児離職経験者は23.3%、育児離職検討者は8.1%となった。男女別では、男性の育児離職は19.4%だった一方で、女性は27.3%となり、男性と比べて育児と仕事の両立が立ち行かない状況に直面していることがうかがえる。また、「育児離職をした/検討した」理由を聞いたところ、男性の上位は「今(当時)の給与ではやっていけないと感じたため(48.9%)」「もっと給与や手当の充実した職場で働くため(47.9%)」と給与面に関する理由が上位となったが、女性は「子どものお迎え(あるいは出勤時間)に間に合わないため(36.4%)」「自宅や子の預け先に近い職場で働くため(26.1%)」など育児に関する項目も上位となった。
○子どもの年代別での理想の働き方
正社員女性に子どもの年代別での理想の働き方を聞いたところ、全ての年代で9割以上が正社員としてのキャリア継続を理想としていることがわかった。また、子どもの年代が上がるにつれて、フルタイム希望の割合が上がっていく傾向がみられた。一方、男性に妻の理想の働き方を聞いたところ、子どもが小学校低学年までは「パート・アルバイト」「主婦」など正社員以外を望む声が3割を超える結果となり、男性が思う妻の理想の働き方と、女性自身が望む働き方には差が見られた。
○子育てをするうえでの現在の職場の働きやすさ
今の職場を「子育てをするうえで現在の職場の働きやすさ(100点満点)」で評価してもらったところ、全体平均は65.7点で、男女別の平均では、男性(64.6点)よりも女性(66.8点)の方がやや高い結果となった。80点以上の高得点をつけた人の職場の制度・仕事環境を見てみると、「上司との人間関係が良好(35.4%)」「休日出勤がない・少ない(35.4%)」の割合が高かった。 また、実際に利用している制度について、全体では「育休(78.0%)」が最多となり、女性では「時短勤務(44.0%)」の利用割合も高く、他の上位項目を見ても、子どもの急な発熱や学校行事など、仕事を抜けなければいけない状況に対応しうる職場かどうかが働きやすさの1つの指標になっている様子がうかがえる。











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