千賀もIL入り…メッツは苦境に立たされている(C)Getty Images

 主力選手に故障者が続出し、苦しい戦いを強いられているメッツは、現地時間4月28日のナショナルズ戦に8-0で勝利し連敗を3で止めた。前カードのロッキーズ戦では地元ファンの前でスウィープを喫するなど、チームを取り巻く雰囲気も沈んでいた中、本拠地での連戦で久々に好ゲームを演じてみせた。

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 この試合でメッツは、初回にボー・ビシェットのソロ本塁打で先制すると、4回はフアン・ソトにも本塁打が飛び出すなど一挙7点を挙げるビッグイニングでリードを広げた。投手陣も先発のクレイ・ホームズと2人の救援投手が無失点に抑え、完封リレーで連敗ストップに貢献している。

 開幕から不振が囁かれていたビシェット、右足ふくらはぎ肉離れの故障から復帰したソトにそれぞれ今季2本目の本塁打が出たのは明るい話題であることは間違いない。だが、この試合前には千賀滉大が「腰椎の炎症」で負傷者リスト(IL)入りとなったことが発表された。新たな故障者のニュースが報じられ、白星を掴んだとはいえ、メッツは先行きが見通せない状況が続いている。

 現地メディアでも、メッツのチーム状況に厳しい見立てを示しており、スポーツサイト『heavy』は、28日配信のトピックにおいて、「メッツは今季、まったく流れに乗れていない。勝てないだけでなく、主力の健康状態にも恵まれていない状況だ」と評している。

 同メディアは、千賀のIL入りを伝えるとともに、「一方でフアン・ソトは前腕の張りの影響により、現在は指名打者(DH)としての出場に限定されており、ILから復帰後は外野守備に就いていない」と指摘。

 さらに、今季トレードで加入しレギュラー出場を続けていたルイス・ロベルトJr.が「背中の張り」により、ナショナルズ戦でスタメン外となったとレポート。その上で、「ロベルトJr.は好調とは言えなかったが、それでも不在は痛手だ。先発に名を連ねる主力の1人であり、戦力は1人でも多く必要な状況にある。打線がこのまま改善されなければ、シーズンを立て直す時間は残されていない」などと綴っている。

 メッツでは、他にも打線の軸であるフランシスコ・リンドアも左ふくらはぎの不調によりIL登録中と、中心選手を欠く中での戦いを強いられている。この先で巻き返していくためには、故障者の復帰はもちろん、選手のコンディション維持も重要な要素となる。現時点でグラウンドに立っているプレーヤーがどれだけ奮起出来るか。メッツの正念場は続く。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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