2安打でヤクルトに勝利。大城の3ランが勝利を呼び込んだ(C)産経新聞社

 3連敗中だった巨人は5月5日、ヤクルトとのカード2戦目を3-2で制し、連敗をストップ。

4試合ぶりの白星は、わずか2安打でもぎ取った。

 満員の東京ドームのデーゲーム。両チーム無得点で迎えた4回裏に、巨人が均衡を破った。ここまでヒットが出ていない打線は、2つの四球で一死一、二塁のチャンスを作り、5番大城卓三に打順が回る。ヤクルト先発の吉村貢司郎が初球に149キロのストレートをほぼ真ん中のコースに投げ込むと、これを大城が強振。引っ張った打球は巨人ファンで埋め尽くされたライトスタンドに飛び込んだ。

【動画】大城卓三がチームを救う一発!豪快に引っ張った会心3ランの映像

 この一打で3点を先制した巨人は、先発の赤星優志をはじめ計6投手がヤクルト打線を2点に抑え、リードを保ったままゲームを制した。4回に飛び出した大城の3ランがチーム初ヒットとなった巨人は、試合中盤も安打での出塁が無く、8回に代打の門脇誠が2塁打を記録。結局、安打はこの2本のみとやや寂しい内容に終わった。

 ヤクルトは吉村が3点を奪われたものの、巨人打線を相手に好投を続け、8回を1人で投げ切っている。一方の巨人は、赤星が5回を無失点に抑え、2番手の船迫大雅が2失点を喫した後、高梨雄平、田中瑛斗、大勢、マルチネスとつなぎ、それ以上の反撃を許さなかった。だが、結果こそ巨人が白星を掴んだが、ゲーム内容は手放しで喜べるものではなかったと言えるだろう。

 この日の巨人の勝利には、ファンも複雑な心境を滲ませている。SNS上には、「巨人2安打でよく勝てたな…」「今日の勝利は赤星&大城に尽きる」「2安打でも勝てたのは良かった」と様々な反応が上がっており、他にも、「勝利は嬉しいが打線がもうちょっと頑張らないと駄目だな」と厳しく指摘するコメントも投稿されていた。

 ともあれ、連敗を止めたこの1勝をさらなる巻き返しへと繋げることが出来るか。5月を迎え、3位につける巨人は、ここから上位の阪神、ヤクルトに食らいついていくためにも、沈みがちな打撃陣の奮起が求められている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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