チームの原動力になっていた村上の不在は痛恨だ(C)Getty Images

 MLBレギュラーシーズンの序盤を大いに盛り上げたホワイトソックスの村上宗隆が、ハムストリングの負傷により先月末に戦線を離脱。負傷者リスト(IL)入りの期間は4~6週間と報じられている。

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 現在、地区首位争いを演じているホワイトソックスの原動力となっていた村上の故障は、チームの今後や、自身のメジャーキャリアにもさまざまな影響を及ぼすことになりかねない、大きなアクシデントだ。

 米放送局『CBS SPORTS』では現地時間6月1日、公式サイト上に、同メディアのマット・セバランス記者による、村上離脱についての手記を掲載。ここまでリーグトップの20本塁打という成績を残していた日本人ルーキーに対しセバランス氏は、「本塁打王争いの状況は厳しくなった。4~6週間離脱となれば、タイトル獲得は難しいだろう」と指摘する。

 また、新人王争いについては、「復帰後に巻き返す時間は十分残されている」と見込みながらも、「『サウスサイドのサムライ』と呼ばれるムラカミは、オールスターのホームランダービーでも注目選手になるはずだったが、その出場も難しくなりそうだ」と落胆の色を隠さない。

 さらにチームへの影響として、6月の最初の2カードがいずれも敵地での連戦であることから、「私は、ムラカミを欠いた現実が今回の遠征で一気に表面化すると見ている」と主張。5月までの成績を振り返り、「ホワイトソックスはホームで20勝11敗なのに対し、ロードでは12勝16敗」と説くなど、直近の連戦を不安視する。

 セバランス氏は、「私はホワイトソックスファンなので、ここまでの快進撃を楽しんでいる。しかし、ムラカミ不在で臨む今回の遠征では、チームが現実に引き戻される局面が訪れると思う」などと見通している。

 その予想の通り、ホワイトソックスは6月1日、今月最初のゲームとなったツインズとのカード初戦に6-9で敗れ連勝が5でストップした。村上が戻るまで、先月までの勢いを維持することが出来るか。チームは今後も上位での戦いを続けるため、乗り越えなければならない大きな試練に直面している。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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