吉田のアドバイスはチームにとって有益だろう(C)Etsuko MOTOKAWA

 2026年北中米ワールドカップ(W杯)初戦・オランダ戦(ダラス)まで10日を切り、日本代表のモンテレイ合宿での調整もより本番モードに突入している。

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 現地3日目の6月5日は前日と同じメキシコ1部・モンテレイの練習場で17時からスタート。

トレーニング開始時間に雨が降り、気温も26度までしか上がらないというイレギュラーな状況には見舞われたものの、2日連続同じ場所・同じ時間の練習ということになり、森保一監督や選手たちもようやく落ち着いて今合宿初の非公開練習に集中できたのではないか。

 そんなチームに力強い援軍が現れた。5月25日から31日までの国内合宿に参加し、アイスランド戦(東京・国立)に14分間出場した前キャプテン・吉田麻也(LAギャラクシー)が「サポートプレーヤー」として再合流。長友佑都(FC東京)とともにベテランのパワーを再び送り込んだのである。

「この前の1週間は言ったら祭り上げられて、持ち上げてもらう形でしたけど、この合宿からは自分が後方からサポートしていけるようにしなきゃいけない。メキシコやアメリカに来れば、自分の経験がより生きる。日本以上にピッチ外での役割が増えるんじゃないかと思うし、貢献できると思います」と吉田自身も前向きな姿勢を示していた。

 その吉田が釘を刺したのが、3日連続全体練習欠席のキャプテン・遠藤航(リバプール)との登録入れ替えに対する憶測だ。

「僕が来たのは航の代わりじゃないですよ。そんなわけないじゃん。普通に考えてもおかしいでしょう。航がダメで俺がって、入るわけないじゃないですか」と本人は語気を強めて全面否定。

日本代表が勝ち進むところまで徹底的にサポートに回る覚悟だ。

 それを所属のLAギャラクシーが許可してくれたのも、吉田のチームでの貢献度の高さによるところが大だろう。

「ギャラクシーは比較的フレンドリーなチームなんで、監督さんともやりとりしましたけど、すごく快く送り出して、ありがたいですね。勝ち進むところまでずっとかは今のところ詳しい話はまだしてないですけど、そうなることが理想ですね」と吉田は最後の最後まで森保ジャパンに帯同する構え。選手たちの空気を察知してピリッとさせたり、不安を取り除くためにも、この男の獅子奮迅の働きが極めて重要になってきそうだ。

[取材·文:元川悦子]

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