佐々木の次の登板が見ものだ(C)Getty Images

 ドジャースの佐々木朗希が好パフォーマンスを続けている。6月5日、本拠地でのエンゼルス戦で7回を被安打2、奪三振10、無失点という内容で、メジャーでの自身最高とも言える投球を披露した。

【動画】圧巻の投球!佐々木朗希がメジャー移籍後最多10奪三振

 ここ6登板はすべて5イニング以上を投げ失点も3点以内にとどめており、ゲームを作る安定感も十分。現地メディアからはその成長ぶりを称える声が相次ぎ、また24歳のさらなる伸びしろへ期待を膨らませる反応なども上がった。

 だが、佐々木のこれまでの成績でも、まだ評価を決定づけるには至っていないと説く識者による見解も伝えられている。スポーツサイト『FANSIDED』のザカリー・ロットマン記者は6月6日配信のトピック内で、佐々木の直近6登板の成績を称賛しており、「5月以降の成績だけを見れば、ササキは球界でもトップ10~15に入る先発投手だったと主張することもできるだろう」と評している。

 一方で、「ササキの投球は確かに素晴らしい。しかし、対戦相手にも目を向ける必要がある」と訴えており、「金曜日のエンゼルス戦は圧巻だったが、相手はリーグでも下位クラスのチームであり、なおかつメジャー最多の三振を喫している打線だ」と説明。

 さらに、5月2日のカージナルス戦以降の6登板について、「この期間に対戦したチームで、得点力がリーグ上位に位置していたのはブルワーズだけだった」と指摘する。

 ロットマン氏は、佐々木が好投を続けている中でも、より強力な打線を相手に抑えることを求めており、ローテーションの巡りから今後、パイレーツ、レイズとのゲームで先発が見込まれるとして、「いずれも、これまで対戦してきた多くのチームより優れた打線を擁している。もしこれらのチーム相手にも好投できれば、ササキが本当に壁を乗り越え、スターへの道を歩み始めたことの証明になるかもしれない」と持論を綴っている。

 佐々木の現在の好調は、これまでも高く評価されてきたポテンシャルの本格開花によるものなのか。その答えを示すためには、引き続きマウンド上において、誰もが納得できる成績を残していく必要があるようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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