Kis‐My‐Ft2の玉森裕太が主演するドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(日本テレビ系)の第8話が今夜26日に放送される。
【写真】山崎紘菜が大やけどを負った患者・守屋春香を演じる 『祈りのカルテ』第8話場面カット
本作は、現役の医師でもある作家・知念実希人によるシリーズ累計18万部突破のベストセラー小説『祈りのカルテ』を実写化。
■第8話あらすじ
諏訪野(玉森裕太)は冴木(椎名桔平)から預かったスクラブを広瀬(原田泰造)に届ける。「広瀬さんが冴木先生たちと同期なんて知らなかったです。なんでやめたんですか?」と聞く諏訪野に、広瀬は「まあ、いろいろあって」。何も知らない諏訪野は「今度サウナ行きましょう」と無邪気に笑い、広瀬は複雑な心境になる。
3か月後。街角でストリートミュージシャンの歌に耳を傾ける橘(堀未央奈)に、谷川(YU)が「こんなトコで遊んでる場合?」とおせっかいを焼く。「いちいちうるさい」と怒る橘は、初期研修終了を目前にして、迷いが生まれていた。その夜、近くで放火事件が起こる。
一方、百薬荘では、母の看病と仕事の板挟みで疲れ切ったみどり(池田エライザ)が、心配する裕也(矢本悠馬)に八つ当たり。2人は言い合いになり、険悪なムードに。
初期研修1年10か月目。諏訪野と橘の研修先は皮膚科。指導医の桃井佐恵子(りょう)はおっとりと優雅な立ち振る舞いで「医者は患者さんに見られる仕事」と、身だしなみに厳しい。そんな皮膚科に、右ふくらはぎに大やけどを負った患者・守屋春香(山崎紘菜)が運ばれてくる。自宅で揚げ物を調理中に、煮えた油をひっくり返してしまったという。
処置を終えた春香の元に、小学生の息子・陽太と、婚約者で中学校教師の鍋島義人(岩井拳士朗)が駆け付ける。やけどは広範囲に及び、皮膚の移植が必要なため最短でも数週間の入院が必要。「そんなに仕事休めるかな」と心配する春香は、駅前のサンドイッチ店に勤めているという。すると橘は、桃井と諏訪野に「彼女、本当に油をこぼしてやけどしたんでしょうか…」。春香は搬送時にロングスカートをはいていたが、油がかかったはずなのにスカートは汚れていなかった。しかも春香の勤務先は昨日放火があった場所の近く。さらに春香の年齢やダウンジャケットの色も犯人に酷似している。
そんな中、鍋島が「最近、耳鳴りと目まいがする」と不調を訴えると、春香は「突発性難聴じゃない?」と耳鼻咽喉科の受診を勧める。春香は10年前、突発性難聴で純正医大の耳鼻咽喉科にかかっていたため、症状に詳しいのだ。しかし鍋島は、診察でカルテに自らのことを細かく書かれると知った途端、「なんともない」と言って帰ってしまう。
夕方、諏訪野は春香の患部に軟こうを塗ろうとして、やけどの横に黒いシミを見つける。手でこすると春香は「痛っ」と反応。諏訪野は気になりつつも包帯を丁寧に巻き直す。その夜、春香が松葉づえを使って病室を抜け出すと、街ではまた放火事件が発生する。
ドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』は日本テレビ系にて毎週土曜22時放送。