梅雨を前に、春ドラマは中盤から後半へ。堤真一(61=写真)主演の「GIFT」(TBS系=日曜夜9時)も前半を折り返し、5月17日の第6話で“第2章”が開幕。
「世帯視聴率は初回の9.4%からじわじわと数字を落とし、第4話、第5話は6%台。“第2章”で巻き返し、枠の底力を見せられるかに注目です」(テレビ誌ライター)
その第6話は世帯視聴率7.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、まさに復活の兆しが。今さらだが、「GIFT」は、車いすラグビーを題材に、天才宇宙物理学者(堤)が弱小チームを再建していく姿を描く《神様がくれた“愛”という名の“ギフト”の物語》(公式サイトから)だ。
SNS上では《少年ジャンプ的ノリも悪くない》《日曜劇場らしい下剋上の描き方で、引き込まれる》といった好意的な意見がある一方で、《久々のスポ根だけど、展開がミエミエで、過去の日曜劇場の中でも珍しいくらいベタ》《宇宙と車いすラグビーのリンクは強引すぎで入り込めない》《車いすがぶつかる場面しか記憶に残らない》など厳しい意見の方が目立っていた。
「定番的な始まりでしたが、第4話と5話で立て続けに競技以外の部分での新しい事実が明らかになって、ドラマに厚みを感じるというような意見も増えてきました。ここから“化ける”かもです」(前出のテレビ誌ライター)
ただ、《山口智子と玉森裕太の使い方が何かあると思っていたけど、そういうことか》《有村架純と本田響矢はそういう関係だったのか》といった素直な驚きの意見と同時に、《ドラマとはいえ、あまりにも世界が小さすぎて、ちょっとあきれる》《結局何を描きたいのか、芯が見えなくなってきた》との声もあるが……。
「いろんな要素がだんだん引き合って完成していくドラマの仕組み自体が、主人公の天文物理学者が言う“星同士の関係性”みたいなものか、と思いながら見ています」と語るのはテレビコラムストの亀井徳明氏。亀井氏は「見る人のツボはそれぞれだし、視聴率は見る側には関係ないですが」と、こう続ける。
「愛で地球を救おうとする企画内のドラマとは全然違うアプローチで、車いすラグビーを熱くなるスポーツとしてきちんと描いていること。それが軸としてしっかりしているから、多少強引な人間関係の描き方も、ドラマを盛り上げる要素として受け入れられる。すべての要素がラストの感動につながっていくのでしょう」
2025年の1月期から5期連続で、全話平均視聴率2ケタを維持してきた日曜劇場だが、「GIFT」のTVerお気に入り登録数は68.2万、レビューサイトFilmarksでは5点満点で3.6(5月18日現在)。いずれも今期の中では上位にいるものの、日曜劇場の“無敵感”はない。
「次の7月クールに、あの『VIVANT』の続編が控えていますから、局内では《とりあえず無難に着地してくれればいい》なんて空気もちょっと感じますけどね」(広告代理店関係者)
スケール感や疾走感は堺雅人(52)主演の「VIVANT」に及びそうもないが、静かな感動を待つ層も少なからずいるはず。「GIFT」は、後半戦でどこまで盛り返せるか。
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堤真一が売れっ子になっても決して忘れない父の教えとは……。【もっと読む】『堤真一が売れっ子になっても決して忘れない無口な父の教え』もあわせて読みたい。

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