『ジョン・ウィック:コンセクエンス』のロサンゼルス・プレミアが開かれ、3月17日に60歳の若さで急逝したランス・レディックさんを偲んで、キアヌ・リーヴスらキャストがブルーのリボンを身に着けた。

【写真】アヌ・リーヴス&真田広之ら、『ジョン・ウィック』プレミアでランス・レディックさんを偲ぶ

 現地時間3月20日、ロサンゼルスのTCLチャイニーズ・シアターにて、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』のプレミアイベントが開催され、キアヌはじめ、チャド・スタエルスキ監督やドニー・イェン、イアン・マクシェーン、ローレンス・フィッシュバーン、リナ・サワヤマ、真田広之らが参加。

このプレミアと、ハードロックカフェで開催されたアフターパーティーで、ロイヤルブルーのリボンを身に着けた。

 Peopleによると、ブルーは『ジョン・ウィック』シリーズでコンチネンタル・ホテルのコンシェルジュ、シャロン役を演じ、先日急逝したランスさんのお気に入りのカラーで、イベントでは「私たちの親愛なる友人ランス・レディックを偲び、このロイヤルブルーのリボンを身に着けていただきますようお願いします」と記された文書が配られたそうだ。

 キアヌは、このイベントのレッドカーペットでランスさんについて「僕らは10年以上にわたり、4作品で共演しました。彼は特筆すべきアーティストで、品位と威厳を兼ね備えた特別な人でした」とコメント。「今思い浮かぶのは、『ジョン・ウィック』で初めて出会ったときに、彼の演じるシャロン役の話し方について意見を聞かせてくれたことです。彼の情熱、そして僕らの間で生まれた言葉を話さずしても通じ合える絆は、本当にクールなものでした」と述べ、「ジョン・ウィックとシャロンの絆は特別だと思っていました。
シャロンがジョン・ウィックを好きだから、人々もジョン・ウィックが好きなんだと、いつも彼に言っていました」と続けた。

 ランスさんは、アメリカで3月24日に公開されるシリーズ第4弾『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023年9月日本公開)ほか、これまでの『ジョン・ウィック』シリーズ全作に出演。スピンオフ『バレリーナ(原題)』にも出演が決まっており、Deadlineによると、こちらは全ての出演シーンを撮り終えていたという。