ディズニー映画最新作『リトル・マーメイド』で、主人公アリエルの姉インディラ役とタミカ役の吹き替え版声優を、それぞれ王林とお笑いコンビ・天才ピアニストのますみが務めることが発表された。ますみの相方・天才ピアニストの竹内知咲も声優出演する。



【動画】ミュージカル界のニュースター・豊原江理佳、主人公・アリエル役吹き替え声優に 『リトル・マーメイド』プレミアム吹替版本予告

 本作の主人公は、海の王女アリエル。まだ見ぬ人間の世界に憧れていたアリエルは、おきてによって禁じられているにもかかわらず、ある日人間の世界に近づき、嵐に遭った王子エリックを救う。この運命の出会いによって、人間の世界に飛び出したいという思いを抑えきれなくなったアリエルは、海の魔女アースラと恐ろしい取引を交わす。それは、3日間だけ人間の姿になれる代わりに、世界で最も美しい声をアースラに差し出すことだった―。

 アリエルは7人姉妹の末っ子。6人の姉はいつもは世界中に散らばっているが、「コーラル・ムーン」と呼ばれる時期に父・トリトン王の元に集まってくる。


 そんな各地に散らばる姉妹の設定になぞらえて、アリエルの姉・インディラ役とタミカ役の吹き替え版声優に東北を代表して王林、関西を代表してますみの起用が決まった。

 青森弁で知られるタレントで『リトル・マーメイド』が大好きという王林は、吹き替え声優を務めることについて「私がやっていいのか?という気持ちが一番大きいんですけど、今まで『リトル・マーメイド』は生きてきた歳の数よりも見たというくらい、本当にたくさん見ているんですよ。声のお話をいただいたので“ええ! 自分が?”という気持ちが一番ですけど、せっかくこうやってありがたい機会をいただき、自分の中でも新しい扉を開けるチャレンジなので、気持ちを乗せて頑張っていけたらなと思います」と意気込みを見せた。

 『リトル・マーメイド』の海の世界を意識した衣装でアフレコに挑んだ王林だが、染みついた青森弁が抜けず、吹き替え監督からつっこまれると、思わず「標準語ってどんな感じでしたっけ?」と笑うおちゃめな一面も。監督の熱心な指導も入りテイクを重ねるにつれ、普段は天然でかわいらしいキャラクターからは想像できない、真剣な表情で挑んだアフレコとなった。最後には監督からも「素晴らしい!」と絶賛の声が上がるほどの、青森弁が封印された、他では見られない演技を披露した。


 そして、関西代表では「女芸人No.1決定戦 THE W」6代目女王のお笑いコンビ、天才ピアニストのますみが“タミカ役”。ますみも吹き替え初挑戦だったが、勢い余り、上沼恵美子のモノマネをしながらアフレコし始める事態に。突然のぶっこみに動揺を隠せない監督。そのままモノマネを続けるますみだが、現場の空気に耐えられず、「ごめんなさい監督。ちゃんとやります!」とすかさず謝罪。

 さらに本来はますみのみの予定であったが、当日に相方の竹内も役をもらえないかとお願いし、急きょ“村の女性役”にねじ込んでもらうことに成功した。
一言ながらも、監督の指導の元、リテイクする度にアフレコがうまくなっていき、最後にはコンビそろって大絶賛され、「THE W」覇者のさすがの演技力を見せつけた。

 もともとディズニー作品が大好きだというますみ。吹き替え版声優に決まったとこについて、「私は次女でして、結構、末っ子気質というか、妹ちゃんみたいなキャラクターだったので、お姉さんって立場に憧れてまして。今回、アリエルのお姉さん役を演じられて、人生の目標を達成した気持ちです」と喜びを語った。また監督から女優の資質があると褒められたことに対し、「率直にうれしいというのもありますし、主役の話が来たら受けようかなと思います」との回答も。関西弁を封印して挑んだ天才ピアニストの演技も注目したい。


 同じアリエルの姉役として、東北と関西からそれぞれ『リトル・マーメイド』を盛り上げていくことになった王林と天才ピアニスト。いよいよ公開が近づいてきている中で、お互いに熱のこもったPRをすべくエールを送り合った。

 天才ピアニストから王林へ、「我々は関西地区の担当なんですけど、王林さんは東北地区のPRをされるということで、この『リトル・マーメイド』を同じ“女優”仲間として、あ! 違いました、同じ“アイドル”仲間として一緒にPRを頑張りましょう!」と言葉を贈った。王林は「ますみさん、竹内さん! 今回一緒に“女優”として頑張らせていただくということで(笑)、普段は違うジャンルで頑張ってきている私達ですけど、この機会に私達“女優”として新しい一面を見せていけるように頑張りましょう! そしてこの『リトル・マーメイド』を日本にいっぱい届けられるようにお互い力を合わせましょう!」と熱いエールを返した。

 映画『リトル・マーメイド』は、6月9日より全国公開。