木村拓哉が主演を務める月9ドラマ『風間公親ー教場0ー』(フジテレビ系/毎週月曜21時)より、最終回となる第11話に北大路欣也と森カンナがゲスト出演することが発表された。最終回は放送時間を拡大して放送する。



【写真】『風間公親ー教場0ー』最終回には北大路欣也&森カンナが登場!

 本作は累計130万部突破のベストセラーとなった長岡弘樹の『教場』シリーズが原作。今回の連続ドラマでは、新春スペシャルドラマとして放送された『教場』(2020年)、『教場II』(2021年)以前、主人公の風間公親(木村)が新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代が描かれる。刑事指導官・風間がキャリアの浅い若手刑事とバディを組み、実際の殺人事件の捜査を通して、刑事のスキルを教育。最終話では、風間が警察学校の教官になった理由も明らかとなり、これまでに放送された『教場』シリーズへと物語がつながっていく。

 木村と北大路といえば、木村が主演を務めた日曜劇場『華麗なる一族』(2007年/TBS系)で、因縁の親子役での共演が強く印象に残っているが、その8年後に木村主演のドラマ『アイムホーム』(2015年/テレビ朝日系)で再び共演。そしてまた今回も、8年ぶりのドラマ共演となる。


 第11話で北大路は、盲目の有機化学者で大学教授の清家総一郎(せいけ・そういちろう)、森は総一郎の娘・甘木紗季(あまぎ・さき)をそれぞれ演じる。大学教授の総一郎は、2年前に実験中の事故で劇薬を浴びて失明し、今は半ば引退している状態。妻に先立たれて、大きな2階建ての邸宅に一人暮らしをしている。

 そんな中、娘の紗季の夫・甘木保則(あまぎ・やすのり/馬場徹)が総一郎の家で背中に千枚通しを刺されて死んでいるのが見つかる。15年前に千枚通しで人を殺した十崎波琉(とざき・はる/森山未來)は、風間によって逮捕されたが、3ヵ月前に出所し、風間と遠野章宏(とおの・あきひろ/北村匠海)を千枚通しで襲って逃走していた。

 逃走している最中にも十崎の犯行は止まらず、一刻も早く十崎を捕まえたい県警捜査一課。
総一郎の家で起きた事件も凶器に千枚通しが使われていることから、十崎の犯行が疑われる。そして風間は、十崎を捕まえるために専従捜査チームに志願して再び風間のバディとして戻ってきた隼田聖子(はやた・せいこ/新垣結衣)と、この事件を捜査する。

 渡辺恒也プロデューサーは「最終話では、風間の右目と遠野の命を奪った十崎との直接対決が描かれると同時に、風間が警察学校の教官になった理由がついに明かされることになります。その風間の決断に関わる“最後の事件”のキーパーソンでもある清家は、日本を代表する俳優・北大路欣也さんに満を持して出演していただきました。風間・聖子と対峙する清家の圧倒的な存在感は、北大路さん以外には表現し得ない凄みのあるものでした」とコメント。

 「全11話を通して描いてきた、教場シリーズの原点が、ついに完結を迎えます。
“刑事指導官・風間公親”の物語が終わり、新たに“教官・風間公親”の物語が始まる瞬間を、是非リアルタイムで見届けていただきたいと思います!」と呼びかけている。

 『風間公親ー教場0ー最終回拡大SP』は、フジテレビ系にて6月19日21時放送。