4月より放送がスタートする広瀬アリス主演の月9ドラマ『366日』(フジテレビ系/毎週月曜21時)に眞栄田郷敦の出演が決定。眞栄田は同枠初出演となる。



【写真】『ゴールデンカムイ』で人気キャラ・尾形百之助を演じた眞栄田郷敦

 本作は、HYの名曲「366日」の世界観に着想を得たオリジナルストーリー。高校時代に実らなかった恋をかなえようと再び動きだした男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を想い続ける壮大な愛の物語だ。

 この度、主人公・雪平明日香(広瀬)の高校時代の同級生で、後に付き合うことになる水野遥斗役で眞栄田郷敦の出演が決定した。俳優デビュー5周年の節目となる今年、月9ドラマ初出演を飾る。また、主演の広瀬アリスとは初共演となり、恋人同士を演じる。

 眞栄田は、映画『小さな恋のうた』で俳優デビュー。
ドラマでは「第60回ギャラクシー賞」でテレビ部門大賞、「東京ドラマアウォード2023」で連続ドラマ部門の優秀賞を受賞するなど数々の賞を総なめした『エルピス -希望、あるいは災いー』(カンテレ・フジテレビ系)、映画では人気シリーズ化した『東京リベンジャーズ』など、デビューからわずか数年で話題作に立て続けに出演。着実に俳優としてのキャリアを重ね、昨年は、初主演映画『彼方の閃光』で、生まれて間もなく視力を失った青年の生涯を全力で演じた。そして、眞栄田にとって俳優デビュー5周年のメモリアルイヤーとなる2024年は、エランドール賞・新人賞を受賞、今作で月9ドラマ初出演を果たすほか、現在大ヒット公開中の映画『ゴールデンカムイ』で再現度の高いキャラクターを熱演するなど、その勢いはとどまるところを知らない。

 眞栄田が演じる遥斗は、主人公・雪平明日香(広瀬)の高校時代の同級生で、現在は外食チェーンに務めている。高校時代、遥斗は野球部として甲子園を目指し、明日香は吹奏楽部としてアルプススタンドでの演奏を夢見て、共に青春時代を過ごしていた。実家はお好み焼き屋を経営しており、男女5人グループで部活終わりに、お好み焼き屋でワイワイするのが日々の楽しみだった。
そんないつも一緒にいた明日香と遥斗はお互いに好意を抱いていたにもかかわらず、思いを伝えられないまま卒業。東京の大学に進学した明日香と北海道の大学へ進学した遥斗は離ればなれに。お互いの誤解もあり、その後は連絡を取ることもなくなった2人だが、通っていた地元・茨城の高校が廃校になるということで、同級生らとの同窓会で再会。そこで2人は、高校時代を振り返る中で、実は当時両思いだったことや、タイミングが悪くすれ違い続けてきたことを知る。「俺たち、これから始めてみない?」と遥斗は明日香に告白をし、2人は晴れて12年越しに交際することに。この上ない幸せを手にした明日香と遥斗だったが、ある日、遥斗を予期せぬ悲劇が襲い、彼は意識不明の重体になってしまう―。
目覚めない彼の近くにいる明日香は、知られざる遥斗の想(おも)いや、あの頃いつも一緒にいた同級生たちとのさまざまな日々を思い出していく。

 今作では現代と12年前の高校時代という異なる時間軸が描かれることも特徴の1つ。広瀬と眞栄田が青春時代の“忘れられない恋”をどのように演じるのかにも注目だ。

 そして、“うるう日”となる本日・2月29日はビルボードライブ東京でHYによる「HY 366DAYS Premium Live」を開催。さらに、オリジナル楽曲『366日』にHYのVo&Gt・新里英之を新たにボーカルに加え“デュエットバージョン”として新録した『366日(Official Duet ver.)』が、本日デジタルリリースされた。この『366日(Official Duet ver.)』は今作の主題歌として流れるほか、本日開催の「HY 366DAYS Premium Live」で初披露されることとなった。


 ドラマ『366日』は、フジテレビ系にて4月より毎週月曜21時放送。

※眞栄田郷敦、プロデューサーからのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

◆眞栄田郷敦

――月9ドラマ初出演、出演オファーを受けた際の率直な感想は?

「昔から日本のドラマといえば月9という印象で、それもよく聴いていた『366日』にまつわる題材ということで、すごく感慨深くワクワクしてます。はかなく美しいこの曲が作品とどう交わって行くのか、僕も今から楽しみです」

――台本を読んで、ご自身の役にどのような印象を持たれましたか?

「明るくてポジティブでみんなの中心で太陽のような人物。しかし、ベースに人見知りで繊細な部分があるのがまた魅力的だと思いました」

――広瀬アリスさんとの初共演への思いについてお聞かせください

「明日香役の広瀬さんを想像しながら一緒に作品作りができるのを楽しみにしてます」

――俳優デビュー5周年。デビューから現在までの満足度はどのくらいでしょうか? また、年男となる2024年はどんな一年にしたいですか?

「まだまだこれからだと思っています。
2024年、まずは『366日』を多くの方に見ていただき愛される作品にしたいです」

――最後に、視聴者の皆様にメッセージをお願い致します

「月9、『366日』、楽しみでしかない。皆様もご期待ください!」

◆プロデュース・狩野雄太(フジテレビ ドラマ・映画制作部)

「遥斗の配役を考えた時に、遥斗は最初からずっと眞栄田郷敦さんをイメージして脚本の清水さんと一緒に考えていました。なので引き受けてくださり、この上なく感謝しております。眞栄田郷敦さんはせんえつながら『エルピス ―希望、あるいは災い―』をはじめ、いくつかのご出演作品を見た時に、演技に対しての真摯(しんし)な姿勢と、キャラクターを本当に存在しているように思わせてくれる表現力、説得力が素晴らしい方だと思っていました。今回の『366日』の水野遥斗というキャラクターは、皆を笑顔にしたり、周囲に輪が出来たりする明るさを持っていて、学校のクラスの中心にいるような人気者です。一方で、恋愛にはやや不器用で、そのせいで明日香を傷つけてしまったりするのですが、根本は心優しい青年だと思っています。
おそらく1話以降の展開上、とても難しい演技をお願いしているような気がするのですが、眞栄田郷敦さんならば、見て下さった方の心を動かす演技をして頂けると確信しております」