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本作は、新進気鋭の監督4人が、埼玉県に住むごくごく普通の家族をテーマに、父親・母親・息子・娘、それぞれの物語を4編のオムニバスとして描いた作品だ。『ポニーテールはふり向かない』のほか、『スクール☆ウォーズ』、『乳姉妹』など、数々の大映ドラマで共演を重ねてきた鶴見と伊藤。夫婦役を演じるのはどのような心境だったろうか。
鶴見は「僕達は若い時に、密度の濃い期間を一緒に過ごしていますから。最初から、非常に良い信頼関係が出来上がっているんです。夫婦間の独特なニュアンスも、ごく自然な形で成立させることができた。そういうのは、長い間、役者をやってきた我々の財産、武器のひとつだと思うんです」としみじみ。伊藤も「演じる上で、探り合ったり、相談したりもせず。『鶴見くんなら、やっちゃって大丈夫だろうな』と思っていました」と厚い信頼を寄せる。