映画『サボタージュ』日本語吹き替え版公開アフレコ収録会が30日に行われ、元格闘家の高田延彦と人気急上昇中のお笑いタレント、三四郎・小宮浩信が登場。対称的な2人だが、笑いの絶えない取材会となった。


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 本作は、アーノルド・シュワルツェネッガーの記念すべき主演映画30本目となるサスペンスアクション。シュワルツェネッガー演じるジョン・ウォートン率いるDEA(麻薬取締局)の特殊部隊9人が、1人ずつ何者かに抹殺されていく。

 サム・ワーシントンが演じるチームの副リーダー“モンスター”役を演じる高田は、「シュワルツェネッガーとも声優の玄田哲章さんとも、間接的に共演させてもらい、大変なことをやってると思いました。僕の役もすごい俳優さん。あの中に入っていくような錯覚を覚えた」と興奮気味。今回、声優初挑戦となる小宮は 「絶望的な滑舌の僕にオファーがきたので『プロデューサー、どうかしてるよ』と思った」と話し、笑いを誘った。

 また、アフレコ時のエピソードについて聞かれた高田は「結構、怒られましたよ。台詞を話しているうちにマイクにどんどん近づいてしまって…。距離感がわからなくなって、ついつい興奮しちゃったんですよ」と照れ笑いを見せた。

 スタッフから「上手でしたよ」と言われた小宮は「ありがとう」と一言。「上手だと、逆にこれからの仕事に差し支えがあるんじゃないの?」と高田から突っ込まれた小宮は「普通に話すのもままならないのに、秒数を見たり、画面を見たりしなくちゃならない。今後のオファーはないと思いますが、もしありましたら、よろしくお願いします」と丁寧に対応した。


 絶妙なコンビネーションを見せた2人だが、今回が初対面。「お互いの印象を教えてください」という質問があがると、高田は「印象は特にないですね」と回答。小宮は「それが一番つらいです」とぼやき、会場を沸かせた。

 映画『サボタージュ』は11月7日より、 TOHOシネマズみゆき座ほか全国公開。
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