全世界における累計発行部数が2億部を越え、15年におよぶ700話の連載を終えた漫画『NARUTO-ナルト-』。2014年に始動した「NARUTO 新時代開幕プロジェクト」を通じてスマホアプリや展示イベント、短期連載などを展開していく。12月6日公開の劇場版『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』では、原作の699.5話ともいうべき空白の時間を描き、『NARUTO-ナルト-』シリーズ史上初めて恋愛をテーマに扱う。今回、ファンに話題をふりまく『NARUTO -ナルト-』シリーズの原作漫画の担当編集「週刊少年ジャンプ」編集部の大槻譲氏に話をうかがった。

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 1999年43号から「週刊少年ジャンプ」で連載がスタートした岸本斉史原作の『NARUTO-ナルト-』は、2014年11月の50号で幕を閉じるまで、合計7名の担当が編集にたずさわった。大槻氏は、『NARUTO -ナルト-』最後の編集を担当した7代目。世界中にファンを持つ大作にたずさわれる喜びが大きいかと思いきや「ある意味、不幸なんですよね」と語る。

 「実は、『NARUTO-ナルト-』が初担当の作品なんです。初めて担当した作品が、いきなり大人気の漫画。しかもそのクライマックスを担当。担当変更の通知を見たとき『嘘だ』と信じられない気持ちが強かったですが、『たぶん最後の担当だから』と編集長に言われ、今に至っています」。