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ヴェルサイユ宮殿に展示中の“マリー・アントワネットの首飾り”を狙うルパン(早霧)一行は、首飾りに触れた途端、追ってきた銭形警部と共に革命前のフランスにタイムスリップ。そこで本物のマリー・アントワネット(咲妃)らと遭遇し、物語が展開していく。
タイムスリップという仕掛けが何とも宝塚版らしい本作。「最初はどうなるのか全く見えませんでした。でも宝塚の美意識と上手くマッチングしていてビックリしました」とモンキー・パンチ。宝塚初観劇の大野も「私もビックリしました。音楽の使い方に、“お、やるな”と」と称賛。
初期のアニメシリーズを特に参考にしたという早霧は、原作者を前にさすがに緊張したようだが、「宝塚を観るなら雪組がいいなと思っていただけるような組にしていきたい」と新トップスターとして抱負を述べ、咲妃も「大劇場での公演を経てさらにパワーアップした雪組の公演を一生懸命に届けたいと思います」とコメントした。
ほか、カリオストロ伯爵役で望海風斗(のぞみふうと)、銭形警部役で夢乃聖夏(ゆめのせいか)、峰不二子役で大湖(だいご)せしる、石川五エ門役で彩凪翔(あやなぎしょう)、次元大介役で彩風咲奈(あやかぜさきな)らも出演している。
雪組公演『ルパン三世―王妃の首飾りを追え!―』、『ファンシー・ガイ!』は、東京宝塚劇場にて3月22日まで公演。詳細は特設ページまで。