
調査は20~60代の子どもを持つ男女1万人を対象に行ったもの。
「結婚動機」を聞いたところ、20~60代まで、どの年代でもトップだったのは「一緒に生活したかったから」。しかし、2位以下の項目で大きな差が出た。
まず目立つのは、結婚動機が「子どもができたから」という、いわゆる「できちゃった結婚」について、20代が突出して多いこと。約31%と、全体の約3割が「できちゃった結婚」だった。30代(約12%)、40代(約6%)、50代(約2%)、60代(約2%)と、年代が上がるにつれて少なくなる。
「できちゃった結婚」「でき婚」が流行語となったのは1990年代後半。月9でドラマ「できちゃった結婚」が放映されたのは2001年のこと。今や芸能人の結婚報道で「妊娠はしていない」などの説明が付け足されるのはお約束だが、こうして数字で見ると改めて驚く人も多いのでは。最近では「授かり婚」「おめでた婚」と言われることもある。