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計算力はあっても「量感」のない私たち

正解は、(2)。正答率は17.8%で、(1)を選んだ人は1.3%、(3)は49.2%、(4)は30.6%だった。

ここからわかる傾向は、
「今の子どもたちは、計算などの問題はできるけれど、重さや面積といった量の感覚が乏しいこと」と川田さんは言う。
いったいなぜなのか。
「子どもの量感が育っていないのは、やはり生活体験が乏しくなっているからではないでしょうか。計算練習、ドリルなどに終始して、学習したことが生活とつながっていないということだと思います」
たとえば、1kgの重さは、水1リットルの重さであり、「普段から家庭でのお手伝いなどをしていれば、自然と身に付くこと」という。
一方、面積は、すぐに測れないし、日常で経験することもあまりないので、大人でも難しい。
「『○○平方キロメートルの森林が消失した』と言われてもピンときません。東京ドームいくつ分と言われた方がわかりやすい場合もありますが、東京ドームを知らない人にとっては、イメージできないでしょう」

そして、この問題は面積の量感だけでなく、長さの量感と面積の公式の応用でもあると言う。
「与えられた数値をもとに、面積を計算するのは、非常に高い正答率です。しかし、150平方センチメートルは何センチ×何センチかということが思いつかない。せっかく勉強したことを活用できない。つまり応用力がないんです」

「CO2を1人1日1kg削減」などのように、日常生活でも数量で示されることは多いが、確かに、大人でもなかなかピンとこない……。

計算ばかりでなく、生活の上でも必要とされる「量感」は、われわれ大人も、勉強しなおす必要があるかもしれません。
(田幸和歌子)

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2008年10月14日のコネタ記事

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