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ヒートテックって、ホントにあったかいの?

ちなみに、この吸湿発熱はどんな繊維でもおこる。つまり、あなたが今着ている服でも吸湿発熱はおこっている。ヒートテックは、この吸着熱が、衣服の内側(皮膚に近いほう)で、たくさん発生しているというのがポイントなのだそうだ。

しかし、ちょっと待てよ。繊維に吸着した水蒸気は、いずれ繊維から外の空気へ出ていく。このとき、吸着したときと同じだけの熱エネルギーを、今度は運動エネルギーとして持っていくはずだ。そうすると、発熱量と放熱量が同じになるから、あたたかく感じないのではないだろうか?

これについての詳しい回答は得られなかったが、おそらくこういうことだ。衣服の内側で吸着した水分子は、繊維を伝って衣服の外側へ移動し、外に出る。すると、衣服の内側は吸着熱であたたかく、外側は放熱で冷たいという温度差が発生する。だから、体はあたたかく感じる。

この温度差を生み出すためには、内側のあたたかい空気を逃がさない「保温」と、繊維の水分をすばやく拡散させる「ドライ」という機能が必要になる。これは、先のリリースで述べられていた最初の2つの機能である。結局、ヒートテックは、普通の繊維にもある3つの機能「保温」「ドライ」「発熱」のバランスが、いい感じにとれている、ということなのだろう。

ちなみに、ヒートテック以外にも、ミズノのブレスサーモなどの「発熱する服」はあるが、基本的な原理は同じであると思われる。

というわけで、たぶん、ヒートテックはあったかい。
(珍満軒/studio woofoo)
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