無論、日本人は例え高給取りだろうが、一括で購入する人はまずいない。25年から35年程度のローンを組み、定年退職までの完済を目指している家庭がほとんどであろう。
一方、東南アジアのベトナムが近年は土地価格の高騰によって注目されているのはご存知であろうか。15年前に200万円で購入した土地が現在では2000万円の価値となっているのだ。ベトナム南部最大都市のホーチミンは観光エリアのメッカでも知られているが、裏では非常に深刻な土地問題を抱えているのだ。
この原因は一部の金持ちや成金が投機目的で土地の転売を繰り返してきた結果と考えられる。インフラがまったく整っていないエリアでなぜか土地価格のみが上昇を続けているのだ。これは日本のバブル期を彷彿とさせる。要は価値のないものに意味不明の価値が付くのだ。
では、具体的にベトナムの土地価格事情を考察していきたい。まず、ベトナム人の一般サラリーマンの平均年収は60万円程度だということを憶えておいてもらいたい。次に筆者はホーチミンの土地価格事情を調査してみた。
まずホーチミンの中心エリアでは戸建て平均面積の土地を購入するのに4000万円から6000万円程度かかる。これは東京都心部と同程度の値段ではないだろうか。一方マンションを見てみる。日本では億ションという言葉もあるくらいマンション需要が高い。平均価格3000万円程度から上はピンキリだ。しかし、ベトナムのマンション事情は少し異なる。1000万円から1500万円程度出せば、以下のマンションを購入することができる。
そのエリアって、東京でいえば港区(赤坂・青山・麻布)じゃない? すこし離れて目黒区・文京区あたりに行けば、ベトナム価格なりますよ。 そのあたりだと、住む価値もあります。