bit

海水魚と淡水魚が一緒に泳ぐ不思議な水槽があった

「海水には多数のミネラルが含まれているのですが、好適環境水はその中から浸透圧調整に関係のあるものだけを選び、独自の配合により溶かしています」(島本さん)

魚同士の予期しないケンカも!?


自然界ではありえない組み合わせなので、飼育には思わぬ苦労もあるそうだ。

「本来一緒に暮らしていない魚なので、予期しないケンカもあります。たとえば、海水魚より淡水魚のウロコの方が取れやすいため海水魚がエサと間違えてかじってしまったり、コイが小さな魚を食べてしまったり……」(島本さん)

海水魚と淡水魚が一緒に泳ぐ不思議な水槽があった
水槽は大小各1つ。大きい水槽ではアカマツカサ、ニシキゴイ、ヒメアイゴを飼育


そもそも浸透圧調整機能を必ず使わないと生きていけない生き物は、好適環境水では飼えない。イソギンチャクもそうなのだが、カクレクマノミはイソギンチャクに非常に依存をする生き物なのでイソギンチャクがいない環境はストレス。そこで、カクレクマノミの飼育では水槽のサイズを小さくしたり、ライブロック(死んだ珊瑚の骨格)などで隠れ家を用意したり工夫したそうだ。

一方でメリットもある。魚の病気の原因となる寄生虫や病原菌は環境依存が強く、イソギンチャクと同じく別の環境では生きていけない。そのため、好適環境水の中では病気が発生しづらいのだという。

好適環境水はもともといまから約10年前に、岡山理科大学専門学校の山本俊政先生(当時/現・岡山理科大工学部准教授)が開発。病気に強く、成長しやすいので養殖分野での活用が盛ん。ちなみに島本さんは当時、同校の学生として好適環境水の研究に携わっていたそうだ。

あわせて読みたい

コネタの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

コネタニュースアクセスランキング

コネタランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2016年6月18日のコネタ記事

キーワード一覧

コネタとは?

B級グルメやネットで話題のネタを徹底リサーチ! 流行トレンドをおもしろい視点と大きな写真で毎日お届け。

その他のオリジナルニュース

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。