森永製菓チョコボールの“くちばし”についた金のエンゼル・銀のエンゼルを集めるともらえる「おもちゃのカンヅメ」のリニューアルが2016年7月5日、発表された。新名称は「ダマされちゃうカンヅメ」だ。
1969年の初代からこれまでに40種類以上のカンヅメが登場してきたが、今回のリニューアルでひと味違ったものになったらしい。記者発表会で一足先に「ダマされちゃうカンヅメ」を体験してきた。
あらためて過去のおもちゃのカンヅメシリーズを見ると、時代とともに形を大きく変えていることがわかる。画像左上にある1969年に登場した初代カンヅメの中身は、ミニそろばんやキーホルダーなどが入っていたそうだ。
筆者も小学生のころ銀のエンゼル5枚を引き当て、「おもちゃのカンヅメ」を入手した思い出がある。たしか「丸缶 角缶」から「過去缶 未来缶」に切り替わる直前のタイミングだったはずだ。ワクワクしながら開封した記憶が残っている。
「世の中に楽しいサプライズを」というコンセプトでリニューアルされた今回のカンヅメ。開封のプロセスが「謎解き」になっている。「ダマされちゃうカンヅメ」として、缶の構造自体に仕掛けが施される時代が来るなんて昔は想像もしなかった。
カンヅメの正面に5つの鍵穴があり、3つの「鍵」束でこれに挑むが、何度試してもなぜか開いてくれない。仕組みを知ると「あ~~やられた!」と悔しくなるようなタイプの謎で、中にももうひとつ仕掛けが施されている。
この「ダマされちゃった」感を味わうには通常、エンゼルを既定の枚数を集めて応募する必要があるが、どのぐらいの確率で「金のエンゼル」「銀のエンゼル」は出るのか。
担当者によると残念ながらこれは非公開だが、ちょっと驚く別の情報を教えてもらった。「当選者はだいたい月に1万人います。年間で約12万人が当選していることになります」。これは意外に多い! チョコボールを買ってもなかなかエンゼルが出ない人がいる一方、引き当てる人は確かに一定数いるのだ。
(小島カズヒロ)
1969年の初代からこれまでに40種類以上のカンヅメが登場してきたが、今回のリニューアルでひと味違ったものになったらしい。記者発表会で一足先に「ダマされちゃうカンヅメ」を体験してきた。
時代とともに変わる「おもちゃのカンヅメ」

あらためて過去のおもちゃのカンヅメシリーズを見ると、時代とともに形を大きく変えていることがわかる。画像左上にある1969年に登場した初代カンヅメの中身は、ミニそろばんやキーホルダーなどが入っていたそうだ。
筆者も小学生のころ銀のエンゼル5枚を引き当て、「おもちゃのカンヅメ」を入手した思い出がある。たしか「丸缶 角缶」から「過去缶 未来缶」に切り替わる直前のタイミングだったはずだ。ワクワクしながら開封した記憶が残っている。
「世の中に楽しいサプライズを」というコンセプトでリニューアルされた今回のカンヅメ。開封のプロセスが「謎解き」になっている。「ダマされちゃうカンヅメ」として、缶の構造自体に仕掛けが施される時代が来るなんて昔は想像もしなかった。

カンヅメの正面に5つの鍵穴があり、3つの「鍵」束でこれに挑むが、何度試してもなぜか開いてくれない。仕組みを知ると「あ~~やられた!」と悔しくなるようなタイプの謎で、中にももうひとつ仕掛けが施されている。
試作段階では大人の人ほど解けなかったらしい。
この「ダマされちゃった」感を味わうには通常、エンゼルを既定の枚数を集めて応募する必要があるが、どのぐらいの確率で「金のエンゼル」「銀のエンゼル」は出るのか。
担当者によると残念ながらこれは非公開だが、ちょっと驚く別の情報を教えてもらった。「当選者はだいたい月に1万人います。年間で約12万人が当選していることになります」。これは意外に多い! チョコボールを買ってもなかなかエンゼルが出ない人がいる一方、引き当てる人は確かに一定数いるのだ。
(小島カズヒロ)
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