ところで、東京には新宿、池袋、渋谷など、「わかりにくい」と言われるまちがいくつもある。そして、「複雑すぎる電車の乗り方」に迷う人も多いだろう。
なかでも非常に難しいと思うのが、JR新宿駅の1~4番ホームから乗る電車だ。
ここは、
「埼京線」
「湘南新宿ライン〈東海道本線・横須賀線・ 東北本線(宇都宮線)・高崎線方面〉」
の乗り場となる。
様々な路線が相互直通になり、埼玉から神奈川まで結ばれて便利になったのだが、何しろ難しい。なぜ難しいかというと、同じ路線の同じ方面に行くにも、1~2番線と3~4番線とがあるからだ。これらは階段を昇り降りして行き来しなければならず、ホームに降りる前に電光掲示板を見て判断することが必要だ。
埼京線&湘南新宿ラインの1~4番線からは様々な観光地へのアクセスが便利である。その一例をご紹介しよう。
1・新宿→ディズニーリゾートのある舞浜に行くとき
埼京線から直通のりんかい線に乗り、新木場まで出て京葉線に乗り換える。あるいは、湘南新宿ラインで大崎まで行き、りんかい線に乗り換えて新木場→京葉線へ行く。
2・新宿→お台場海浜公園に行くとき
埼京線から直通のりんかい線に乗り、東京テレポートへ。
3・新宿→横浜へ行くとき
湘南新宿ラインで、一本で行ける。
こうして見ると、意外にシンプルに思えるかもしれない。だが、通勤・通学などで日々利用している人はともかく、初心者の場合、利用する路線のホームをまず探し、「え? 1~4のどれ?」となり、ホームに降りる前に電光掲示板でチェックする。これが慣れていないと、けっこうややこしい。
大げさ。義務教育レベルでもこのくらいは路線図見ればわかるのでは。直通して色々な種類の列車がある私鉄やメトロの方がよっぽどわかりにくい。
そんなこと言ったらどこから発車するか分からない札幌駅なんてウルトラCでしょ
1・2番線 横浜・台場・川越(始発)方面 3番線 川越(始発あり)・小山・熊谷方面 4番線 川越・小山・熊谷方面 なんのことはない。川越方面だけ確認 すればよい。