オードリー若林、仕事に楽しさ求める風潮を疑問視 「エンジョイハラスメント」に共感の声
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11月7日放送の「セブンルール」(カンテレ・フジテレビ系)でオードリーの若林正恭さんが“エンジョイハラスメント”を提唱して、視聴者から共感の声が相次いでいる。

仕事に楽しさを求める風潮を疑問視


同番組は、“今最も見たい女性”と“最も見せたい女性”を「7つのルール」で描き出すドキュメント番組。今回は子育てをしながら世界で活躍する「H&M」のPRマネージャーである女性の生活に密着した。


PRマネージャーは普段“影武者”に徹することを意識しているようで、「私は最初の戦略を立てるところが1番の仕事」とコメント。イベントなどの仕事も適材適所に割り振られたスタッフがほとんどを担当し、自身が表に出ることはほとんどないという。

“仕事の華のある部分”をスタッフに任せ裏方に徹する理由は、スタッフに仕事を楽しんで欲しいからだという。しかしMCの若林さんは違う価値観を持っていたようで、仕事に楽しさを求める風潮を“エンジョイハラスメント”と称した。

その後彼は「『だりぃな』って思いながら仕事の現場に行ってちゃんとやって、『これで良かったかな?』ぐらいで帰っても良いじゃんって思う」と持論を展開。さらに「マジでネタ作るのなんて全然楽しくないですよ。
面倒くさいし…」と告白する。

一見ネガティブな意見だが、視聴者からは「これは本当にわかる! 楽しくなくても毎日“無事に”仕事を終わらせればそれにこしたことはないでしょ」「『仕事楽しい?』って上司に聞かれるの本当に辛い。毎日同じような作業してるのに今さらそんな感情湧かない」「楽しく仕事することは良いと思うけど、それを他人に求めるのはただのハラスメント」「かなりしっくりくる言葉。若林天才かよ!」と共感の声が相次いだ。

世の中に横行するエンジョイハラスメント


“エンジョイハラスメント”は何も仕事の現場だけで横行しているものでは無い模様。番組ではその一例として、“楽しい”という感覚を強要されがちなイベント“ハロウィン”があげられ、スタジオは共感に沸いた。
また視聴者からも「飲み会の画像を参加してもないのに送ってくるのはエンハラだと思う」「飲みにケーションとか典型的なエンハラ」と様々な事例があげられている。