3月15日発売の週刊文春で、女優の高橋由美子さんが妻子ある40代男性との不倫疑惑が報じられました。異彩を放ったのが、高橋さんが直撃取材してきた文春記者に対して言い放った一言。
さて、思わぬカタチで世間に晒された高橋さんの近影ですが、他の初代ショムニメンバーたちはいったい今、何をしているのでしょうか?そこで今回、一人ずつ紹介していきたいと思います。
一番の売れっ子は戸田恵子
ショムニメンバー6人のうち、今も芸能界に籍を置いているのは、高橋さん含めて4人。その中でもっともコンスタントに活躍しているのは、お局OL・徳永あずさ役をつとめた戸田恵子さんでしょう。
『それいけ!アンパンマン』(日本テレビ系)のアンパンマン役をはじめ、還暦を迎えた今もなお、ドラマに映画、舞台、吹き替え、ナレーションとひっぱりだこ。特に三谷幸喜さんからの覚えがめでたく、彼が脚本をつとめる作品に数多く参加しています。
櫻井淳子、京野ことみも女優として活動中
男性社員を虜にする魔性のOL・宮下佳奈を演じた櫻井淳子さんも、現役女優の一人。ショムニでブレイクしてからも、『特命係長 只野仁』『おみやさん』(共にテレビ朝日系)などで好演を続け、『ショムニ 2013』の第1話目で再登場した際は、当時既にアラフォーだったのにもかかわらず、シリーズ初期の頃とまったく変わらぬ美貌を披露し、ネット上で評判を呼びました。
ショムニ唯一の常識人キャラ・塚原佐和子役の京野ことみさんも女優業を続けているようです。2005年、北野武監督映画の『TAKESHIS'』でヌードシーンを披露した際には話題になりましたが、最近はあまり目立った活動をしていません。
2017年に引退した江角マキコ
そして、芸能界を引退したのが、押すに押されぬショムニのセンター格で、キャストのエンドロールにおいても1番と2番にクレジットされていた、坪井千夏役の江角マキコさんと丸橋梅役の宝生舞さんというのは、なんとも不思議な話です。
まずは江角さん。ショムニがヒットしてからは、演技にバラエティにと活躍していましたが、2014年8月に長嶋一茂さん宅への落書き騒動が発覚。江角さんいわく、一茂さんの奥さんがいるママ友グループから「ママ友いじめ」にあっていたとのこと(一部ママ友からは「江角さんこそいじめの加害者」との証言もあり)。
宝生舞は一時「行方不明」疑惑も!
一方の10カ国語を操る才女・宝生舞さんは、2010年に公式WEBサイトで「これからの人生、『宝生舞』としてではなく、また『役』としてでもなく、自分自身をしっかりと確立させるため、この度の決断に至りました」と表明しての引退だったので、キレイな引き際だったといえるでしょう。
しかし、2015年5月。とある騒動が起こります。それは、『相棒 season6』の再放送を行うために、テレビ朝日関係者が出演者の承諾を得ようとしたときのこと。大方のキャストとはコンタクトが取れたものの、宝生さんとの連絡がつかず、その結果、映像コンテンツ権利処理機構公式サイトの「不明権利者一覧リスト」に彼女の名前が掲載されてしまったのです。主に名もない脇役の俳優が記載されている同リストに、宝生さんのような有名人の名が掲載されるのは異例。これが発端となり、「行方不明か!?」などと騒がれたものでした(後に関係者を通じて連絡が取れたそうです)。
以上のように、六者六様の人生を歩んでいるショムニメンバーたち。ちなみに彼女たち含めたショムニキャストは、毎年5月24日(主要キャストの一人だった伊藤俊人さんの命日)に集まって「ショムニ会」なる飲み会を開いているのだとか。
(こじへい)