3月26日から28日にかけけ、東京ビッグサイト(東京都江東区)にて世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2026」が開催された。企業ブースや人気声優によるステージイベントに加え、「コスプレイヤーズワールド」も大きな盛り上がりを見せ、屋内外に設けられた専用エリアではコスプレイヤーと一般来場者が自由に交流する姿が見られた。
「ENTAME next」では、当日会場で注目を集めたコスプレイヤーの撮り下ろしスナップを直撃インタビューとともにお届けする!

【写真】びぃと。さんのマヒルコスプレ撮り下ろしカット【12点】

今回話を伺ったのは、ソーシャルゲーム『恋と深空』のマヒル(冥羅の主)に扮した、びぃと。さん。舞台を中心に俳優として活動している彼女は身長177cmという恵まれたスタイルの持ち主。趣味のコスプレは男性キャラクターばかりを演じ続けて10年になるという。そんな彼女に、男装にこだわる理由と、その奥にあるストイックな流儀を聞いた。

――よろしくお願いします!正直、女性だと聞いて驚きました。コスプレはほぼ男装なんですよね。

びぃと。さん そうですね。女性キャラクターはほとんどやったことがありません。身長が177cmあるのですが、この高さに合う女性キャラクターがなかなかいなくて。
でも、続けている一番の理由は「全く違うものになれる」感覚なんです。

――全く違うもの、ですか。

びぃと。さん 女性キャラクターだと、どうしても素の自分が出てしまう気がするんです。でも男性キャラクターなら、完全に別人格になれる。その感覚がコスプレの醍醐味だと思って、すっかりハマっています。

――普段もメンズ系のファッションなんですか?

びぃと。さん 普段も、だいたいこんな感じです。髪もずっとショートカットなので、女子トイレに入ると「キャッ」って驚かれることもあります(笑)。

――コスプレ歴10年だそうですが、長く続けられる原動力は何ですか?

びぃと。さん 正直、趣味としてだけなら4、5年目で"やり切った感"はありました。でも、そこから少しずつお仕事としてご依頼をいただくようになって。
「任せてもらえる嬉しさ」が、続けるための大きなモチベーションになりましたね。もし誰からも求められなかったら、今頃は作品の一ファンに戻っていたかもしれません。

――お仕事としてキャラクターを背負う上で、意識することはなんでしょう。

びぃと。さん まだ資料の少ない新しいキャラクターをやる機会も多くて。そういう時は公開されている動画を何度も見返したり、元々のキャラクターの性格を徹底的に調べたりして、「このキャラクターならどう動くかな」と研究します。

――役者さんの役作りに近いアプローチですね。俳優業へのきっかけもコスプレですか?

びぃと。さん コスプレが先行ですね。俳優歴はまだ2年半なのですが、コスプレのお仕事で演劇やアクションに挑戦させていただく機会があって、そこで演じる面白さにのめり込んでいきました。「勉強するぞ」と時間を取るわけじゃなく、好きだから気づいたらやっている。ただ、お仕事である以上、クオリティは絶対に担保しなければいけない。
プロとしての責任感は常に持っています。

――衣装と私服でクローゼットが大変そうですよね。

びぃと。さん それが、荷物が多いのがあまり好きじゃなくて。着なくなった服や衣装はすぐに断捨離するんです。これまで捨ててきた衣装や洋服は、総額で何十万円分にはなると思います(笑)。

――思い切りがいいですね。私服のこだわりは?

びぃと。さん もともと洋服が好きで、メンズの服を集めるのが趣味なんです。最近は蝶々のロゴが入った「NEEDLES」というブランドをよく着ています。

――びぃと。さんのような「男前」になるには、どうしたらいいでしょう?

びぃと。
さん うーん、「磨くこと」ですかね。髪型や服装といった外見を洗練させることで、自分に自信がついてくる。ナルシストになるのとは違って、「自分はここまでやったぞ」という努力が、内側からにじみ出る自然な輝きになるんだと思います。私自身、自分をイケメンだなんて思っていませんが、ヘアスタイルや洋服に気を使っているからこそ持てる自信を大事にしています。

――最後に、これから男装を始めたい人にアドバイスをお願いします。

びぃと。さん アドバイスできる立場じゃないですけど…まずは「憧れの人」を見つけるのがいいと思います。私も最初は、かっこいいなと思う人のメイクを真似するところから研究しました。人を真似るのが、クオリティアップへの一番の近道。そして何より、「頑張る必要はない」ということ。楽しむ気持ちを絶対に忘れずに、ラフな気持ちで始めるのが一番だと思います。

――今後の活動の展望も教えてください。


びぃと。さん コスプレも俳優業も、どちらも自分にとって大切な表現の場なので、声をかけてくださる方々の期待に応えられるよう、引き続きクオリティにこだわっていきたいです。ぜひSNSもチェックしていただけたら嬉しいです。

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