「最近、急に老けた気がする」「昔より疲れが抜けにくくなった」――そんな変化を感じていませんか。

近年、加齢とともに体内で減少する「ポリアミン」という成分が、細胞の老化や体のおとろえと関係している可能性が注目されています。


この記事では、『あなたの中でいつの間にか進んでいる「老い」に負けない食事術』(松藤千弥/アスコム)から抜粋して、“老化とポリアミン”の関係について紹介します。
○体内の「ポリアミン」が減ることが、体のおとろえにつながる

ポリアミンという名前を、聞いたことがないという人も多いことでしょう。

でも、ポリアミンは、生まれたときからあなたの体にある、実はとても身近な物質です。

ポリアミンは細胞の中に存在し、細胞が正常にはたらくために不可欠であることが明らかにされてきました。

また、人間や動物を対象にした多くの研究で、年齢とともに体内のポリアミン濃度が減少していくことが報告されています。

こうした研究結果から、体内のポリアミンが減ってしまうと細胞が本来のはたらきを保ちにくくなり、そのことが「体の老い」につながる可能性があると考えられています。

言い換えると、加齢や生活習慣の乱れによって細胞内のポリアミンが減少すると、細胞は自分の役割を十分に果たせなくなり、老化が進みやすくなる、ということです。

ポリアミンの研究に携わる立場から見ると、細胞の中でポリアミンをつくる能力が低下することが、「老いの始まり」のひとつととらえることもできます。

体の老化にはさまざまな要因がありますが、ポリアミンの減少はその中でも注目すべき要因なのです。

そして実際には、加齢や生活習慣などで細胞の元気がなくなるとポリアミンが減り、ポリアミンが減ることで、さらに「細胞の老化」が進むという悪循環が起こっていると考えられています。

○『あなたの中でいつの間にか進んでいる「老い」に負けない食事術』(松藤 千弥/アスコム)

私たちの体は歳を重ねると、細胞レベルで少しずつ衰えていきます。これは誰にも避けることのできない変化です。
ですが、その進み方は、日々の習慣によって大きく変えることができます。そして今、その細胞の衰えに働きかける成分として注目されているのが「ポリアミン」という長生き成分です。本書では、ポリアミン研究の第一人者が40年にわたる研究からたどり着いた『細胞の衰えをゆるやかにする食事術』『無理なく続けられる、日常の食べ方の工夫』を、誰でも実践できる形で紹介します。
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