ベトナム風雑貨は伝統的でシックな雰囲気のものとポップでカラフルなもの、そして2つの魅力が重なったものがあります。上品に大人っぽく仕上げたり、おもちゃ箱のようににぎやかに仕上げたり、無限大の可能性を秘めています。
ランタンを使い幻想的に!
ベトナムといえばランタンを思いうかべる方も多いのではないでしょうか?色鮮やかで存在感のあるランタンは、つりさげるだけで一気に異国情緒の雰囲気をかもしだします。光を灯すと昼とはまた違ったムーディな雰囲気が味わえますよ。昼も夜も楽しめるランタンのインテリアをご紹介します。
■コットンボールライトと組み合わせて
パープルとターコイズブルーのランタンと、コットンボールライトを使ったインテリア。ランタンはシックな色合いですがコットンボールライトと組み合わさることでPOPでやわらかな雰囲気になっています。カーテンとの色合いもランタンにマッチしていて、やさしい雰囲気のお部屋に癒されます。
■伝統的と近代的を組み合わせて
伝統的な柄のランタンと、近代的な柄のランタンに明かりを灯した、幻想的な雰囲気のお部屋。相反する柄のランタンですが、全く違和感なく空間に溶け込んでいます。異国情緒あふれる雰囲気で、お酒でも飲みながらゆったり過ごすのに最適です。夜の時間をリラックスして楽しめそうですね。
■フェイクグリーンと組み合わせて
玄関につり下げられたライムグリーンのランタンと、その周りを彩るフェイクグリーンが自然豊かなベトナムをイメージさせます。周りにディスプレイされた小物もアジアの雰囲気が出ていて、日本にいるのを忘れてしまいそう。出かけるのも帰ってくるのもワクワクする玄関です。
■色とりどりのランタンを組み合わせて
色とりどりにたくさんつるされたランタンは、ランタンの町ベトナムのホイアンを思い起こさせます。ピンクを基調としたお部屋に、ビビッドな色のランタンが見事に調和していて、夢の国に迷い込んだみたい。
伝統小物でシックに!
ベトナムには伝統的で美しい小物がたくさんあります。職人の手で丁寧に作られたザルや陶器をディスプレイすると、上質な空間ができあがります。シックで品のあるインテリアがお好みの方は、ぜひ取り入れていただきたいです。心落ち着く大人の空間が演出できますよ。
■いくつものザルを壁にきれいに並べて
ひとつひとつ丁寧に作られたザルを、壁に飾ったインテリア。ブロンズグリーンの壁の色が、ベトナムの建物をイメージさせます。シンプルなザルも、こうしてきれいに並べられると、素敵なオブジェとして部屋のアクセントになりますね。
■伝統工芸品をバランスよく並べて
ターコイズブルーのシンプルでクリーンな空間に、伝統工芸品が並べられた玄関です。ノンラーと呼ばれる木の葉でできた帽子の連なったオブジェと、お皿が引き立てられて洗練された雰囲気ですね。バタバタしがちな朝も、静かに心を整えてから出かけられそうです。
■ミニチュア食器を本物にみたたせて
ベトナムのミニチュア食器。本物のお茶セットにも見えますがミニチュアで、コップの直径は4cm弱とのこと。サンキライの実と、椅子の格子から漏れる光があいまって、遠い昔のベトナムにいるような空気感が出ています。このミニチュアのお茶セットをふと手に取って眺めていると、心満たされる時間になるでしょう。
カラフルな色使いの雑貨でにぎやかに!
伝統的で上質な雑貨とともに人気なのが、おもちゃのようにカラフルで、どこか懐かしいベトナム風雑貨です。パッと明るいビビッドな色合いに、みているこちらまで元気がもらえます。自由にいろいろな色や素材をミックスして、楽しいインテリアを完成させてください。
■ケーキのカードを本物みたいにお皿にのせて
yullyさんがベトナムの雑貨屋さんで購入したというポップアップカード。開くとボリュームのあるバースデーケーキがあらわれます!ガラスのお皿にのせて、本物のケーキみたいに飾っているのが楽しいですね。
■amaiの食器セットを並べて
ベトナムのamai(アマイ)という食器ブランドのお皿やコップ、スプーンをきれいにレイアウトしています。ふぞろいの形や繊細な作りの食器で、色使いも独特できれいです。大切に丁寧に扱われていることが、手に取るように伝わってきますね。毎日の食卓を素敵に彩っていることでしょう。
■カラフルなタイルシールを使って
ベトナムは色とりどりのタイルをよく使います。こちらのキッチンの上の部分は、ベトナム風のカラフルなタイルシールが貼られていてとても華やかです。タイルの柄がキッチンの雰囲気をパッと明るくしていて、こんな楽しいキッチンだったら、台所に立つ時間も特別なものになりそうです。
伝統と新しい文化がミックスしたベトナム風雑貨。取り入れ方しだいで大人っぽくシックになったり、おもちゃ箱のようににぎやかになったりします。ぜひ好みのベトナムテイストのお部屋を作り上げてください。
執筆:Suzu